OSAKA SEIKEI TOPICS
2024.06.28
お知らせ
経営学部
2024年6月18日(火)、経営学部 経営学科 公共政策コースでは、「公共リスクマネジメント」(担当:大島 博文教授)の授業で東淀川消防署から講師を招いて特別講義を実施しました。「公共リスクマネジメント」の授業では、我が国や地域において起こりうる危機を把握するとともに、危機への対応を行う組織による取り組みや課題、今後新たに生じうる危機への対応等について学びます。
講師:東淀川消防署 司令 吉橋 龍二氏
前半では、若手職員の2名の体験談として、消防士への志望理由や仕事のやりがい、公務員試験対策方法など、ご自身の経験の経験に基づいてお話いただきました。学生からは毎日の試験勉強の時間についてや、学生と社会人との違いなどの質問があがり、丁寧にお答えいただきました。
▲若手職員の方の体験談
後半では、吉橋氏より消防署の勤務体制や消防士の仕事についてのご説明の後、公共リスクマネジメントについての講義がありました。東淀川消防署から3つの課題が提示され、学生は各グループに分かれて課題解決のために話し合い、発表しました。
課題①高齢者のたばこによる死者を減らすには
課題②救急車の適正利用を促すには
課題③バイスタンダー(救急現場に居合わせた人)を増やすには
▲公共リスクマネジメントについて吉橋氏より講義 課題を提示いただきました
▲グループに分かれて課題解決のための話し合い 消防署の方にもグループに入っていただきました
▲各グループより発表
学生の発表では、課題①に対して電子たばこの推奨や、課題②に対して救急車の有料化、課題③に対しては人命救助のための講習頻度を上げる、などの意見があがりました。
最後に東淀川消防署からのフィードバックをいただき、これらの課題解決に向けてどう実現していくかが重要であると学ぶとともに、今後職業を選ぶ際の選択肢にしていただければとのお言葉をいただきました。
大阪成蹊大学 経営学部では、自身が将来活躍したい分野にて実践的な経営を学び、人々と協働しながら専門的な「強み」を持ち、新しい価値の創造、課題解決を実践し、成果をあげることのできる人材を育成します。
▲大阪成蹊大学経営学部HPはこちら