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国際観光学部のデイヴィス恵美准教授らの論文が国際学術誌に掲載

2026.02.25

研究

国際観光学部

国際観光学部のデイヴィス恵美准教授と立命館大学の山中司教授による大学の英語教育に関する研究論文が、国際学術誌『The Asian Journal of Applied Linguistics』に掲載されました。

本研究は、英語の授業を単なる知識習得の場に留めず、学生同士が相互に関わり合いながら共に学ぶ「実践コミュニティ(CoP)」として捉え、その教育的効果を分析したものです。
従来の大学における英語教育は、教員から学生へ知識を伝える講義形式が多く、学生が受動的になりやすいという課題がありました。これに対し本研究では、ビブリオバトルやプロジェクト型学習、ディベートといった対話的な活動を取り入れた4つのコースを対象に、92名の学生のアンケート結果や振り返り内容を詳しく検証しました。 分析の結果、学生の学びの背景には「チームワークの促進と自己成長」、そして「知識の深化と分析的思考」という2つの大きな要素があることが確認されました。また、学生自身の振り返りからは、他者と協働する中での責任感が学習意欲の向上につながることや、教員が正解を提示するのではなく、対話を通じて学びを支える「ファシリテーター」として関わることが、学生の自律性を引き出す鍵であることが示されました。

本研究の成果は、日本のみならずアジア圏の高等教育において、学生が主体となる英語教育のあり方に新たな知見をもたらすもので、英語の授業が語学力の習得を超えて、社会で求められる分析力や協働性を育む「実践の場」として機能することが期待されます。

Davis, E., & Yamanaka, T. (2025). Students’ perceptions of community of practice-oriented English classrooms. The Asian Journal of Applied Linguistics, 9(2), pp. 1-21.
論文は、こちら

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