産官学連携事例紹介

【大阪産(もん)小松菜を使ったコンビニ商品を株式会社ローソンと共同で開発 ~近畿地区のローソン約2,500店舗で販売~】大阪成蹊大学

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経営学部 経営学科 食ビジネスコースでは、大阪府、株式会社ローソンと大阪産(もん)の野菜「大阪こまつな」を使った「おにぎり」「スイーツ」の2品を共同開発し、2022年10月18日(火)から約4週間、近畿地区のローソン約2,500店舗で販売しました。今回の産官学連携を通じて、市場で実際に販売される商品の開発からパッケージのデザイン考案まで挑戦しました。
2022年10月18日(火)、19日(水)、21日(金)の3日間実施した新商品の販売会では、ゼミの同級生と共に、この日のためにデザインした「大阪産(もん)オリジナルTシャツ」を着て、株式会社ローソンのマスコット「ポンタ」と一緒に割引券の配布やアンケート調査への協力を呼びかけました。
▶『ぷちっとコーン!大阪産小松菜とごま鮭おにぎり』
(特長)大阪産(もん)小松菜を使用し、コーンや鮭を混ぜ込んだ彩り鮮やかなおにぎりです。野菜の食感と隠し味の生姜がポイントです。
▶『大阪産こまつなパンケーキ~はちみつクリームサンド~』
(特長)大阪産(もん)小松菜を使用したふんわりと焼き上げたパンケーキに、こまつなムースと大阪産はちみつを使用したホイップクリームをサンドし、アーモンドをトッピングしました。

【大阪府・大阪府立環境農林水産総合研究所~泉州水なすを使った「GABA増しレシピ」を共同開発~】大阪成蹊大学

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経営学部経営学科食ビジネスコースでは、地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、環農水研)と連携し、泉州水なすの「調理工夫によるGABA増加レシピ(以下、GABA増しレシピ)」を共同開発しました。
大阪府 環境農林水産部 流通対策室の官学連携コーディネートのもと、食ビジネスコースの調理師資格、栄養士資格を持つ学生がレシピ考案を担当し、環農水研食品グループが調理条件の検討と含有量分析を担当しました。また、手軽でおいしいGABA増しレシピを多くの消費者の方々に知ってもらいたいという想いから、レシピカードおよび料理動画の作成に取り組みました。
※GABA(ギャバ、γ-アミノ酪)とは、高めの血圧を低下させたり、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減させたりする機能で注目されている成分。泉州水なすはGABAを豊富に含み、「GABA増しレシピ」では生食時の約 2 倍の GABA を摂取できます。

【2023年度】
▶「泉州水なすの和風あんかけやきそば」  レシピカードはこちら  料理動画はこちら
▶「大阪なす入り中華まん」  レシピカードはこちら  料理動画はこちら

【2022年度】
▶「水なすの味噌漬けグラタン」  レシピカードはこちら  料理動画はこちら
▶「水なすの味噌炒め」      レシピカードはこちら  料理動画はこちら

【大阪府・NSW株式会社~大阪産(もん)を使って共同開発した「レリッシュ」 「食べるラー油」「ジュレ」 のテスト販売を実施~ 】大阪成蹊大学

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経営学部 経営学科 食ビジネスコースの学生とNSW株式会社、大阪府が連携して共同開発した商品「レリッシュ*」「食べるラー油」「ジュレ」の テスト販売を「idsumi(いずみ)ピクルス なんばパークス店」で開始しました。テスト販売期間は2021年10月30日(土)から約2か月。好評により、定番商品化されました。
商品開発のポイントとしては、学生が成人における1日に必要な野菜摂取量不足の状況を年代別に調べ、またSDGsでも掲げられている食品ロス削減の必要性、ストレスの緩和などを踏まえた点にあります。
試作品を完成させモニター調査を実施、その調査結果から得られた製品コンセプト、酸味、甘味、食感、商品パッケージなどの改善点を今回の販売商品に反映させました。
*レリッシュとは、ピクルスの一種で、キュウリ・キャベツなどの野菜を刻んで甘酢漬けにしたもの。

【大阪府・NSW株式会社~大阪産(もん)野菜を使ったピクルスの商品開発~】 大阪成蹊大学

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経営学部経営学科食ビジネスコースでは、地元の行政や企業と連携し、市場分析から商品企画の提案を行い、新商品の開発・発売をめざしています。また、食ビジネスにおける課題を解決するためフィールド調査などにも取り組んでいます。
大阪府、NSW株式会社他との産官学連携プロジェクトにより、大阪の農業が抱えている課題の理解や「大阪産(もん)野菜」のPRに繋げるため、学生が主体となって商品開発に挑戦しました。若年層にあまり馴染みのない「大阪ふき」をテーマ食材として、本学での学びを活かして学生ならではのユニークな発想で食べやすい新しいタイプのピクルス商品の共同開発に成功しました。
学生が共同開発した『商品名:おだし香るふきピクルス』のテスト販売が、2019年2月から3月にかけて「idsumi(いずみ)ピクルス 大阪梅田ルクアイーレ店」で行われ、好評につき継続販売されています。

【大阪府池田市~大阪池田チキチキ探検隊~】 大阪成蹊大学

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マネジメント学部(現経営学部)経営学科食ビジネスコースでは、本学の協定を結ぶ池田市の「大阪池田チキチキ探検隊」の活動に参加しています。
池田市が発祥である「チキンラーメン」を使った地域店舗のメニューの発掘と、情報の発信により、市の観光活性化につなげることを目的とし、市役所や観光協会、商店街、企業、大学が一丸となり、実行委員会を組織して活動をしています。平成26年度の公式スマホサイト立ち上げでは、本学学生が店舗での取材・撮影、記事編集を担当しました。公開されたサイトの情報は、ガイドマップとしても編集され、各観光施設での配布など、観光の促進ツールとなっています。
また、関連イベントでの企画や運営にも継続して関わっています。平成29年度は、大阪国際空港で開催となった「チキチキグルメフェスタinエアポート」の運営にかかわり、イベント会場の回遊を目的としたスタンプラリーを企画し、運営を行いました。
この連携での取り組みは注目を集め、テレビを始めとしたメディアで多く取り上げられています。

【JR西日本 ~ 『大阪環状線改造プロジェクト』との連携事業~】 大阪成蹊大学

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JR西日本『大阪環状線改造プロジェクト』との連携により、芸術学部ビジュアルデザインコース(担当:門脇教授)の学生が8グループに分かれ、桃谷駅の工事用仮囲いを活用した「桃谷の魅力を伝える」ポスター企画に取り組みました。駅周辺や商店街などでの調査・取材、2回のプレゼンテーションを経て、ポスター企画を提案し、最終的に3グループの案が採用となりました。ポスター企画だけに留まらず、WEBでの広報、SNSを活用した展開などの幅広い提案までを行い、JR西日本の担当の方々から高い評価をいただきました。採用された3グループのポスター企画は、桃谷駅にて、工事用仮囲いアート企画「桃谷アートミュージアム」として設置され、初日に開催されたオープニングイベントでは、JR西日本から学生たちへ感謝状と記念品が授与されました。

【京都府長岡京市 ~次世代環境教育教材開発プロジェクト~】 大阪成蹊大学

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芸術学部では、本学との協定を結ぶ京都府長岡京市と、幼小期向け環境教育教材開発と関連するキャンペーンの企画のプロジェクトを平成26年度から実施しました。
環境意識の向上と行動喚起や新たな環境教育事業モデルの創出等を目的とし、長岡京市内の幼稚園や保育所、小学校で環境教育を実施するための教材として、ビジュアルデザインコース(担当:門脇教授)の学生が、デジタル紙芝居の制作に取り組みました。特に芸術学部としての強みを生かし、ストーリーだけでなく、ビジュアル面での完成度を高め、出来上がった5作品(英語版2作品)は、長岡京市を通して動画配信され、いつでも自由に使用できる教材となっています。
また、平成27年度には、評価の高かったデジタル紙芝居を絵本にしたいとの要望を受け、長岡京市とともに、クラウドファンディングを活用した環境絵本の制作を実施しました。120万円の目標金額を超えた154万5千円の支援額を達成し、日本語と英語の2ヶ国語で表記した絵本が完成しました。出来上がった絵本は、市内の保育所や小学校等へ提供するほか、ベトナムなど東南アジアの子どもたちへも届けられています。

【大阪府茨木市 ~「いばらき光の回廊」でのワークショップ~】 大阪成蹊大学

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本学と協定を結ぶ茨木市が開催するイルミネーション「いばらき光の回廊」において、小学生までの子どもたちを対象に、2014年度より教育学部によるワークショップを開催しています。2017年度は「光を楽しむ ラキラキ☆タグをつくろう!」と題して、まつぼっくりをビーズやスパンコールなどで飾りつけるクリスマスツリー工作のワークショップ、2015年度は「描いて灯そう!光のアート」と題して、プラスチックの反射板に飾りを貼りつけてオリジナルのタグを制作するワークショップを実施しました。子どもと保護者を合わせて800名以上が参加する大盛況となり、「今年は何を作るのだろうと楽しみに、毎年参加しています。」といった声も聞かれるようになりました。また、学生たちにとっても、子どもたちと触れ合う貴重な経験となりました。

【大阪府大阪市東淀川区】 大阪成蹊大学

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大阪市東淀川区と連携協定を締結し、さまざまな地域連携PBL(*PBL=課題解決型学修)に取り組んでいます。
芸術学部では、3年次後期の「キャリアデザイン3」の授業において、「防災」をテーマに東淀川区からの課題をいただき、防災センターの見学、防災に関する自主学修、企画書作成、チーム学修などの取り組みを行なっています。授業の最後には、東淀川区長や安全安心企画担当の区職員を審査員にお招きし、成果発表会を実施しています。2016年度の最優秀賞の「災害時の外国人向けコミュニケーションシート」は、東淀川区で実際に導入されることになり、学生から地域の住民の方々へ向けた説明会が開催されるなど、区政への活用が行なわれております。
2017年度の取り組みについても、4つの提案を区政に反映するべく、東淀川区役所の職員と教員・学生が協働で企画の検討をしています。また、これまでは芸術学部だけの取り組みでしたが、2017年度からはマネジメント学部においても「高齢者の社会参加」などをテーマに地域連携PBLに取り組んでおり、学生それぞれの専門分野の学びを地域社会に活かせるよう活動を進めています。

■ お問い合わせ先

大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学 教育研究支援本部 産官学連携センター
TEL:06-6829-2630 (月〜金/8:50〜17:20)
FAX:06-6829-2648
E-mail : sankangaku@osakaseikei.ac.jp