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食ビジネスコースが、(株)和田萬をお招きし特別授業を実施

2025.06.10

お知らせ

経営学部,食ビジネスコース,産官学連携

2025年5月21日、経営学部 経営学科 食ビジネスコースでは、株式会社 和田萬から講師をお招きし、特別授業(食品加工論:担当髙畑 能久教授を開講しました。

株式会社和田萬は、1883年(明治16年)大阪・天満に創業のごま専業メーカーで、製造だけではなく販売店、カフェも運営、また奈良県葛城市の自社畑ではごまの栽培にも取り組んでいます。
2023年には、同社のごまを使用し本学学生と共同開発した「スプーンで食べる黒ゴマレアチーズケーキ」が、(株)ローソン近畿地区約2500店で販売されました。

講師:株式会社 和田萬 代表取締役社長 和田 武大氏

おもな内容:
1.2023年本学との共同開発商品(ローソン近畿地区約2500店で販売)について
2.食品に関連する様々な会社やバリューチェーンについて
3.同社独自の焙煎技術
4.ごま油の作り方 実演

当日は、ごまの健康によい成分、ごまにまつわることわざ(ごまをするなど)、同社の製品が世界的なスターシェフにも愛用されていることなど、ごまに関連する様々なお話がありました。また実際に油をしぼる工程の実演があり学生も挑戦しました。

参加した学生からは、
「ごまにはセサミンやカルシウムなど健康によい成分が含まれていて、同じ種類のごまでも焙煎の仕方で香りや形まで大きく変わることを学びました。」
「国産ごまは0.1%しかなくほとんどが輸入品ということに驚きました。和田萬さんが稀少な国産ごまを栽培し、残そうとしていることが凄いと思いました。」
「搾りたてのごま油を試食したら普段食べていたものとは全然違いました。授業でいただいた摺りごまが香ばしくて、今まで食べたなかで一番美味しかったです。」

今後も学生たちはさまざまな食材の特性や加工技術などを学び、食品の企画・開発や食の6次産業化など食をプロデュースするためのスキルを身に着けていきます。

 

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