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国際観光学部・経営学部が 岡田 晃客員教授(全日本空輸株式会社(ANA)元専務取締役、株式会社 ANA総合研究所 元社長 現客員研究員)による特別リレー講義「ザ・プロフェッショナルズ」を実施

2025.01.21

お知らせ

経営学部,国際観光学部

国際観光学部・経営学部では平賀 富一教授がファシリテーターとなって特別講義授業「ザ・プロフェッショナルズ」を実施しています。 この特別講義は、外務省の大使経験者、SDGS専門家のシンクタンク所長、大手航空会社の役員経験者の客員教授、国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所よりの派遣講師、著名シンクタンクの人口問題・少子化対策の研究者と、国際的な知見や経験の豊かな方々を講師に迎え、日本と世界の外交の状況、国際協力やグローバル展開する航空会社の取組みやSDGs、航空事業や観光業の動向、少子化等の重要課題についての理解を深め視野を広げることを目標としています。

今回(2024/11/29)は、岡田 晃客員教授(株式会社 ANA総合研究所 客員研究員)により、 「国際航空輸送のこれまでと今後の展望」をテーマとした講義が実施されました。

当日は、オンデマンド方式で実施された、前回授業に関する課題発表を踏まえた学生への問いかけと講師のコメント、「アライアンスの利用者メリットは何か?」「アライアンスの航空会社メリットは何か?」をテーマにグループディスカッションと代表者による発表・講師による解説等のアクティブラーニングで、学生たちが自ら考え・課題を発見し・意見をまとめ・説明する力を促し、また普段なかなか聞く機会がない大手航空会社の役員経験者としての講師の貴重な経験談も交えての充実した授業になりました。


▲岡田 晃 客員教授


▲グループワークの様子

学生からは

『岡田先生の授業を通して、国際民間航空の発展が、各国間の協力や取り決めによって支えられていることを学んだ。特に、シカゴ条約が航空の国際化において重要な役割を果たしたことに関心した。航空輸送が安全で効率的に行われるためには、国境を越えた調整や基準が欠かせないと感じた。』

『アライアンスの航空会社のメリットは「運営の効率化」だと考えた。その理由は、効率的な運営によりコスト削減が可能となり、それが運賃の引き下げやサービス向上につながるからだ。また、効率化によって顧客満足度を向上させると同時に、競争力の強化にもつながる。さらに、効率的なスケジュール調整やコードシェアによる利便性向上も、利用者の満足度を高める重要な要素だと思う。』

『東日本大震災の話を通じて、緊急事態で一番大事なのは「迅速で的確な情報共有」だと感じた。理由は、正確な情報が人々の適切な判断や行動を導き、被害を最小限に抑える助けとなるからだ。また、航空業界では、運航スケジュールや安全確認のために情報共有が特に重要だと思う。これに加え、協力体制を迅速に構築し、柔軟に対応する力も大切だと思う。緊急時に備えた計画や訓練を日頃から実施することで、被害を減らし、人々の安全を守れると考えた。』

といった感想がありました。

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