OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.11.28
お知らせ
研究所
大阪成蹊大学スポーツイノベーション研究所が第1~6章を執筆した「スポーツと学校教育のイノベーション」(創文企画)が上梓され、11月27日(月)より発売されました。
本書は大阪成蹊大学スポーツイノベーション研究所・月例研究会「スポーツと学校教育のイノベーション」の研究発表内容と、企画対談(第6章)を書籍化したものです。近年では部活動の顧問教員の過剰負担や休廃部による子どもスポーツ選択機会の減少、体育授業による運動好き・嫌いの二極化助長などの課題が露呈しています。このようなスポーツと学校教育をめぐる状況を鑑み、スポーツイノベーション研究所では「この先も、学校はスポーツの価値を発現する中心的場所であり続けられるのか?あり続けるべきなのか?」という問いを設け、独自の視角からの示唆を導こうとする論稿を、本文の各章に収めています。皆様ぜひご覧ください。
■執筆者紹介(書籍掲載順)
藤田 大雪(経営学部スポーツマネジメント学科 准教授)/第1章 スポーツの教育的価値の再検討―スポーツマンシップ概念からの接近―
吉倉 秀和(経済産業省サービス政策課スポーツ産業室長)/第2章 スポーツ×STEAM教育の可能性ー部活動の地域連携を見据えた「未来のブカツ」を中心に―
城島 充(びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部 教授)/第3章 トップアスリートたちの「学ぶ力」に関する考察―挫折体験と人間力の関係性について―
黒澤 寛己(びわこ成蹊スポーツ大学スポーツ学部 教授)/第4章 運動部活動の歴史と政策―部活動地域移行の目指すべき方向性について―
古川 拓也(経営学部スポーツマネジメント学科 講師)/第5章 運動部活動の地域連携や地域スポーツクラブ活動以降の在り方の検討―大阪市における実証事業と実態調査から―
間野 義之×奥野 史子(司会進行:菅 文彦/経営学部スポーツマネジメント学科 教授)/第6章 対談:子どものスポーツライフの新たな展望―部活動の地域移行を契機として―
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