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武蔵野實 大阪成蹊大学学長が最終講演を実施

2023.03.09

お知らせ

経営学部,国際観光学部,芸術学部,教育学部,大学

2023年3月7日(火)、令和4年度末で退任される武蔵野實学長(理学博士)の最終講演会が、北館300教室で行われました。

武蔵野学長は、平成23年度より大阪成蹊短期大学学長、平成25年度より大阪成蹊大学学長として長年にわたり本学に多大な貢献をされ、在任中に大学は2学部から4学部へと発展し、また大学改革を推進して、「主体的」「実践的」「協働的」な学びを発展させる教育を進められました。
最終講演は、2つのテーマで講演が行われました。

第一部「大阪成蹊大学・短期大学の教育改革 12年を振り返って」
第二部「SDGsと社会正義 国際連合・世界の平和と社会正義の実現」

第一部「大阪成蹊大学・短期大学の教育改革 12年を振り返って」では、はじめに大阪成蹊学園の教育の発展として、着任当初2学部から始まった大阪成蹊大学が新学部の設置や改組を経て、4学部となり、次年度に6学部の総合大学となるの礎を築いたこと、教学改革、LCDプロジェクトとその成果についてふれられました。次に教育改革の振り返りとトピックスとして教育改革の歩み・PROG活用の発展・GPAの活用と教学改革について解説し、最後に「まとめ-教職員集団の発展」としてCOVID-19蔓延の中、学園全体での課題の共有と改革の不断の継続が教師集団の成長につながったと振り返り、大阪成蹊大学を軸に大阪成蹊学園の近年の取り組みをまとめられました。

第二部「SDGsと社会正義 国際連合・世界の平和と社会正義の実現」では、SDGs持続可能な開発目標から国際連合の目的・発展と機能強化、欧州連合EUの持つ規範パワー、国民国家の限界性とウクライナ情勢に絡めた権威主義的国家の暴走を止める社会正義について講演いただきました。

終止、武蔵野学長のお人柄が伝わる和やかな雰囲気で講演は終了しました。講演後に、中村副学長(2023年4月~学長)よりこれまでの功績に対する感謝が述べられ、国枝副学長より花束の贈呈がありました。
12年間にわたる本学でのご指導、ありがとうございました。

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