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スポーツイノベーション研究所が経産省の 令和4年度「未来のブカツ」実証事業の事業者に採択

2022.11.11

ニュースリリース

研究所

大阪成蹊大学 スポーツイノベーション研究所が、経済産業省が実施する令和4年度「未来のブカツ」実証事業 公募要領 (テーマD:「未来のブカツビジョン」の実現に関するテーマ)の事業者に採択されました。同事業への採択は令和3年度に続き2年連続となります。
今年度は、大阪成蹊大学・びわこ成蹊スポーツ大学・大阪成蹊短期大学が連携協力に関する協定書を締結している大阪市教育委員会及び京都市教育委員会とタイアップして、大規模自治体を対象とした実証事業に着手します。

経済産業省では、地域×スポーツクラブ産業研究会での議論の内容、及び第1次提言公表後に全国10か所で実施したフィージビリティスタディ事業を踏まえ、「未来のブカツ」ビジョン(最終提言)を取りまとめています。今年度はその成果を踏まえ、部活動の地域移行の受け皿モデルの事例創出に向けた実証事業やモデル形成が行われます。

「未来の教室」とは、新たな教育プログラム開発等を目的とした経済産業省の実証事業です。同省が2021年6月に公表した「地域×スポーツクラブ産業研究会」第一次提言、および2022年9月の「未来のブカツ」ビジョン(同最終提言)を踏まえ、部活動の地域移行の実現に向けた実証実験や実施モデル形成が行われます。

【「未来のブカツ」ビジョン (地域×スポーツクラブ産業研究会 最終提言) 概要】 ※経産省HPより一部抜粋

「未来のブカツ」ビジョンは、1年半にわたる研究会での議論とFS事業からの成果を踏まえ、「学校部活動の地域移行」という政策を自己目的化することなく、U15/U18世代のスポーツ環境が抱える課題の解決に向けて、スポーツの社会システム全体の再デザインを提案します。その上で、U15/U18世代に対する理想的なスポーツ環境とはどういったものなのかを整理し、それを実現する社会システムの再構築には、5つの施策群を短期間にまとめて整備することの必要性を提言しています。

◆採択事業者一覧はこちら
令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマD:「未来のブカツビジョン」の実現に関するテーマ)の採択結果(経済産業省「未来の教室」HP内)

【本事業におけるスポーツイノベーション研究所の主な活動】
◆テーマ:「大規模自治体における地域資源・ネットワークを活用した部活動地域移行のモデル形成・検証」
◆対象予定地域: 大阪市(都島区、東淀川区、西区、東住吉区)/京都市(市内8つの公立中学校)
◆主な活動内容:
 ①現状把握分析:ヒアリング調査(中学校、教育委員会、スポーツ協会、中学校体育連盟、民間スポーツクラブ等)
 ②実証実験:中学校の部活動の地域移行の試験的な実施と実現可能性の検証、モデル形成(大阪市: 各区の特性に応じた多様な受け皿モデル/京都市: 大学生(びわこ成蹊スポーツ大学)による指導モデル)
 ③ワークショップ開催:仮説的に形成したモデルをもとにした、関係者による討議

【スポーツイノベーション研究所について】
 大阪成蹊学園のこれまでの教育研究の蓄積を生かし、本学教員と学外のスポーツ関連組織、客員研究員の連携のもと、「スポーツによる新たな価値共創」をめざして、スポーツ振興に関する調査分析や政策提言、受託研究、シンポジウム・研究会の開催などから、学術研究とスポーツ領域における課題解決の接点を強化し、我が国のスポーツイノベーションの深化を図ることを目的としています。

報道発表資料

【参考URL】
経済産業省「未来の教室」
経済産業省「未来のブカツ」ビジョン (地域×スポーツクラブ産業研究会 最終提言)   

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