OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.12.19
お知らせ
経営学部
2023年12月6日(水)経営学部 経営学科 食ビジネスコースでは大阪府 環境農林水産部 流通対策室 ブランド戦略推進課 産業連携グループ 主査の西田 真子氏にお越しいただき、特別授業(食品開発実践:担当 髙畑 能久教授)を開講しました。
食品開発実践の授業では食ビジネスコースの2年生を対象に、日本ハム株式会社から提示いただいた「ハム・ソーセージの新商品コンセプト開発」というPBL課題に対し、約3ヶ月間、学生たちが力を合わせて消費者ニーズを踏まえた商品コンセプト開発を実践していきます。
今回は商品開発を実践していくなかで「生産者の想いを反映する」という目線を持つこと、また、今後の研究テーマを考えていくなかで「大阪産(もん)」や「大阪産(もん)名品」についての知見を広げるを目的に、「大阪産(もん)と大阪府における農山漁村発イノベーションの取組みについて」というテーマで西田氏より講義していただきました。
▲特別講師の西田 真子氏
また、今回は食ビジネスコースが取得を推奨している資格である「食の6次産業プロデューサー」の資格取得に向けた学びの一環としての講義にもなりました。
【本日の講義内容】
■大阪府流通対策室の主な業務
■大阪産(もん)と大阪産(もん)名品
■大阪産(もん)に関する大阪府の取組み
■6次産業化とは
■6次産業から農山漁村発イノベーションへ
■商品開発に関するグループワークの実施
▲グループワークの様子
【参加学生の感想】
「大阪産(もん)や大阪産(もん)名品について学びましたが、大阪に住んでいても知らない人は多いだろうと思いました。私も大阪産(もん)野菜などを食べてみたいです」
「6次産業化を発展させ、農山漁村のあらゆる資源を活用して地域活性化する農山漁村発イノベーションが求められていることを知り、広めていきたいと思いました」
「大阪の農業や漁業の担い手が減っていますが、若手を応援していくことで大阪産(もん)がさらに広がっていくと感じ、大阪の未来にワクワクしました」
今後は来年1月に実施する新商品発表会に向けて、今回の講義で学んだ内容や中間発表資料に対して日本ハム株式会社の方々からいただいたフィードバックをもとにさらなるブラッシュアップを行い、引き続き新商品発表会に向けて、学生たちが力を合わせて消費者ニーズを踏まえた商品コンセプト開発を実践していきます。
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経営学部 経営学科 食ビジネスコースは経営学・食物学・情報学の3領域からなる文理融合の学びにより「食」のマネジメント力を養います。食品・飲料メーカー、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアや外食・中食産業、農業法人、商社など、食関連のさまざまな分野でマネジメント力を発揮し、活躍できる人材を育成しています。
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