OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.12.27
お知らせ
経営学部,産官学連携
2023年11月21日(火)経営学部 経営学科 公共政策コースでは、池田市長の瀧澤 智子氏をお招きし、特別講義(自治体経営論:担当 大島 博文教授)を開講しました。
自治体経営論の講義では、自治体経営に必要な理論をベースとした専門知識である、組織・財政・会計・市民参加・経営改革などを学びます。更には、自治体のトップマネジメントを学ぶため、自治体の首長である市長等をお招きし、特別講義やグループディスカッション、グループ発表等を通じて自治体経営について理解を深めていきます。
今回の講義では滝澤市長より、「これからの時代を生きるみなさんへ」というテーマで講義をいただきました。
【今回の講義の内容】
■池田市について
■滝澤市長のこれまでの歩み(キャリアについて)
■市長の仕事について
■市長のプライベート時間について
■リーダーとして
■リーダーに求められること
特に、滝澤市長が市長に選出されるまでのキャリアやワークライフバランスのお話、市長選出後の池田市の事業や取り組み、特長について具体的な政策や今後の展開も含めてご説明いただきました。
▲市長としての1日の業務の流れについても具体的にお話いただきました。
▲講義の途中には経営コースの海野先生、国際観光学部の東出先生が連携している「池田ブランド」についても紹介がありました。
【池田ブランドに関する本学の取り組み記事】
■経営学部 海野 大教授のゼミ生が参画している「池田ブランド構築事業」の内容が池田市の広報誌「広報いけだ(9月号)」に掲載(8/28)はこちら
講義の後半、学生たちはグループディスカッションの後、本日の講義で印象に残ったことの発表と、瀧澤市長への質問の時間をいただきました。学生からは、政策に対してや市長の考え方についてなど幅広い質問があり、瀧澤市長から丁寧にお答えをいただきました。
▲グループディスカッションにて講義の振り返りと質問を考える学生たち
▲過去の自治体経営論での学びも踏まえ、多くの質問をさせていただきました
講義の最後には、瀧澤市長が実際に手帳に書かれ、大切にしている12の言葉をご紹介いただき、学生に対して「周りの方への感謝の気持ちを持ち、将来の事を考えていってほしいと思います。学生生活は貴重な時間。今しかできない事は、今のうちに挑戦してください」とメッセージをいただきました。
▲瀧澤市長が大切にしている12言葉
ご自身のプライベートのお話は、市長という肩書を外した、1人の市民・池田市に住む一家族として非常に身近な存在に感じました。学生たちは仕事だけではないプライベートのお話も聞ける機会として、大変貴重な経験となりました。
【自治体経営論に関する記事】
■経営学科 公共政策コースが後藤 圭二吹田市長を招いて特別講義を実施(11/15)はこちら
【経営学部 経営学科 公共政策コースについて】
経営学部 経営学科 公共政策コースでは、行政が提供してきた公共サービスが変化し、公民連携による「新しい公共」の実現が目指される中、国や地域におけるさまざまな課題を経営的な視点で捉え、多様な人々と協働して地域でSDGsを実現し、地域運営に携わる力を修得した人材を育成しています。
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