OSAKA SEIKEI TOPICS
2021.01.27
お知らせ
研究所
スポーツイノベーション研究所が主宰する公開講座 スポーツイノベーションアカデミーの第2回「リーグ・クラブ経営戦略」が、1月21日(木)に大阪梅田にて開催されました。
同アカデミーは、スポーツイノベーション研究所の活動の一貫として、一般の方を対象に本年より開催しています。
2回目となる今回は、ゲスト講師にTリーグ初代チェアマン、現Tリーグ・アンバサダー(4大会連続で卓球競技でオリンピックに出場、日本人初のプロ卓球選手)である松下 浩二氏をお迎えしました。
1コマ目は、メイン講師を務める大河所長よりまずビジネスとしてのスポーツの産業化の可能性を、欧米諸国と日本との文化的背景の違い、日本再興戦略2016で掲げられた官民戦略プロジェクト10のうちのひとつであることなどから説明がありました。次にリーグ経営戦略について大会方式・スケジュール、リーグ権益・クラブ権益、B.LEAGUEの経営戦略について講義があり、1コマ目の最後には、クラブの経営戦略として必要な組織体制、目指すべき収支構造や必要とされる事業の多角化、マーケティング面での取り組み事例などの紹介がありました。
2コマ目では、松下氏と大河所長の対談形式で、まず松下氏からTリーグ構想のきっかけや立ち上げまでの9年間の苦難の道のりについてのお話をいただき、後半からは大河氏との対談形式でTリーグと他スポーツのリーグとの違いやスポーツリーグ共通の課題点についての意見交換を行い、最後に受講者からの質疑応答を実施しました。
質疑応答では会場・オンラインから多数の質問があり、受講者の皆様のクラブ・リーグ運営への熱い想いが感じられる時間となりました。
▲ゲスト講師:Tリーグ初代チェアマン、現Tリーグ・アンバサダーの松下 浩二氏
▲2コマ目の対談セッション
▲質疑応答
なお本公開講座は、受講者の皆様から検温、マスクの常時着用、距離を置いた着座にご協力をいただき、また飛沫防止用パネルを設置のもと行われました。