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《学内レポート》インテリア・プロダクトデザインコースがシンガポールでの「プロフェッショナル・デザイナー研修」を実施

2018.04.09

お知らせ

芸術学部,国際交流・留学

2018年3月6日(火)~12日(月)、芸術学部 造形芸術学科 インテリア・プロダクトデザインコースが、シンガポールにて「プロフェッショナル・デザイナー研修/メジャー国際展覧会での作品出展」を実施しました。
この海外研修では、国際展覧会「International Furniture Fair Singapore」への出品を目標としたハイレベルな作品制作、展示ブースの企画・デザイン・制作、世界の最先端のデザインが集う会場でのデザインリサーチ、展覧会場での作品の営業販売などに取り組みます。今年はインテリア・プロダクトコースの3年生10名が参加しました。

シンガポール到着後、「International Furniture Fair Singapore」の展示会場で、日本から運んできた作品と展示ブースの設営を行いました。作品を設置する展示ブースも、全て学生自身が企画・制作しました。

展覧会場には学生だけでなく一般の来場客やプロデザイナーが多く訪れます。そういった人々を相手に、自分たちが制作した作品を販売しました。
作品のコンセプトや使用方法、魅力を英語でプレゼンテーションします。

ブースを担当する以外の時間には会場内を見学したり、プロデザイナーによるレクチャーを聴講したりして、世界の最先端のデザインが集う場で積極的にデザインリサーチを行いました。研修日程中シンガポールでは、国を挙げてのデザイン総合イベントである「Singapore Design Week」が開催されており、今回展示を行った「International Furniture Fair Singapore」もそのパートナーイベントにあたります。それ以外にも作品展覧会などデザインに関する様々なイベントが開催され、学生達は楽しみながら学びを深めることができました。

また研修中には、シンガポール市内の様々な施設・建造物を見学しました。地震や台風がほぼないシンガポールでは非常に自由な建築が可能で、近年人気のマリーナベイサンズに代表されるような特徴的な形の建造物が立ち並びます。一方で多民族国家ならではのインドや中国、イスラムなどあらゆる国の文化を象徴する街並みも多くあり、国際色豊かな建造物から多くを学ぶことができました。

1週間の滞在を通し、プロデザイナーとしての実務実践、海外のデザイン関係者との英語による交流、個性豊かな建造物に触れるなどといった多くの体験を行い、学生一人ひとりが大きく成長できた研修となりました。