OSAKA SEIKEI TOPICS
2025.02.19
お知らせ
国際観光学部
2025年2月17日(月)に開催された「2024年度学生連絡協議会研究発表会」で、国際観光学部2年生2名からなるチーム「夢あすか」が最高評価の「理事長賞」を受賞しました。さらに他2チームも5位以内に入賞しました。
【国際観光学部の参加チームの詳細および受賞結果】
■理事長賞受賞 チーム名:夢あすか メンバー:2年生 深谷 さくらさん、山本 渓さん
テーマ:棚田地域と都市住民がつながる提案-明日香村細川谷地区のフィールドワークから-
■アイデア研究賞 チーム名:Team くわばら メンバー:3年生 泉 佳歩さん、杉本 夢生さん、長谷川 泉実さん、原口 心望愛さん、水谷 月虹さん、山口夏音さん
テーマ:インバウンド観光活性化のための事例検証-兵庫県三田市をテストフィールドとして-
■学生連絡協議会賞 チーム名:チーム・ゴルゴンゾーラ メンバー:2年生 赤楚 萌衣さん、福森 瑛麻さん、石田 里穂さん
テーマ:街中イチゴ化計画
この発表会は、関西の観光研究者等からなるNPO法人観光力推進ネットワーク・関西が主催し、観光を学ぶ学生たちが1年間の研究成果をプレゼンテーションし、その内容を競い合う研究発表会です。
今年度は6大学から13チームのエントリーがありました。【研究発表会の参加大学・チームの詳細はこちら】
本学からも学術研究活動の一環として3年生6名と2年生5名の3チームが参加しました。
▲プレゼンテーションする様子
2年生2名からなるチーム「夢あすか」は、歴史環境維持の一環として保全が求められる明日香村の棚田について、地元農家では支え切れない現状に対して、都市住民とつながることを、「となりのトトロ」の世界観や、学生の研修拠点フィールドとして活用する視点から具体的に提案しました。
この研究発表は、後期に履修した奈良県明日香村でのフィールドワークを中心とする授業(担当:原田 弘之 准教授)で取り組んだ、棚田の持続的な保全のための企画提案を踏まえてまとめたものです。
本学部では地域連携や産官学連携に力を入れていますが、それを実践する場合、現地に出向いて、自分たちの眼で観察し、地元の人の思いなどを傾聴するフィールドワークが大切なこと、学生側から一方的に提案するのではなく、地元の人とよりよい方策についてキャッチボールし、学生自らが地域に関わる「自分事」として提案する重要性について、会場の参加者にしっかりと印象づけることができました。
▲理事長賞受賞した学生(左が山本 渓さん、右が深谷 さくらさん)
また、3年生6名からなる「Team くわばら」は、前期及び後期に履修した「Research & Presentation(担当:デイヴィス 恵美 准教授)」の授業で取り組んだ、兵庫県三田市のインバウンド観光活性化のためのお寺での体験を中心とするモニターツアーの企画・実施・評価をまとめた発表を行いました。テンポの良いチームワークで見事なプレゼンを披露し、アイデア研究賞を受賞しました。
さらに、2年生3名からなる「チーム・ゴルゴンゾーラ」は、専門演習2の授業(担当:中野 毅 准教授・金 蘭正 准教授)でフィールドワークを行った三田市において、三田市の名産品である「いちご」のインバウンド向けプロモーションに関する企画提案です。イチゴのブローチを胸につけてプレゼンし、テレビで放映された動画を効果的に使うなど、会場を盛り上げ、学生連絡協議会賞を受賞しました。
▲研究発表会に参加した学生(前列が2年生、後列が3年生の出場者)
【昨年の研究会受賞報告の記事はこちらから】