OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.10.26
お知らせ
経営学部,国際観光学部
国際観光学部・経営学部では平賀 富一教授がファシリテーターとなって特別講義授業「ザ・プロフェッショナルズ」を実施しています。この特別講義は、外務省の大使経験者、SDGS専門家のシンクタンク所長、大手航空会社の役員経験者の客員教授、および国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所よりの派遣講師と、国際的な知見や経験の豊かな方々を講師に迎え、日本と世界の外交の状況、国際協力やグローバル展開する航空会社の取組みやSDGs、航空事業や観光業の動向等の重要課題についての理解を深め視野を広げることを目標とした特別講義授業「ザ・プロフェッショナルズ」を実施しています。
第4回である今回(2023/10/20)は、元国連大使・常駐代表である吉川元偉客員教授による「ロシアのウクライナ侵略について考える」をテーマに実施。
事前学習を踏まえた学生たちから寄せられたレポートをもととした解説や、グループディスカッションや質疑応答などのアクティブラーニング型授業で、学生たちが自ら考え・課題を発見し・意見をまとめ・説明する力を促し、また普段はなかなか聞く機会がないような貴重な経験談を交えた充実した授業となりました。
また、最新の世界情勢に鑑み、学生の関心の高いイスラエルとパレスチナ問題にも言及いただくなど、本講義のタイトル「特別リレー講義」そのままに、次回の野田仁客員教授(元ルーマニア大使)によるレクチャーにつながる興味深い授業を行っていただきました。
▲吉川 元偉 客員教授
▲グループディスカッションの結果を発表する学生
【参加した学生からは】
「ウクライナとロシアの問題やイスラエルとパレスチナの問題などは自分たちにはあまり関係ないものだと思っていましたが世界の問題なのでしっかりと考えていく必要があると感じました。他にもニュースを見て自分たちにどう繋がるか考えることも大事になると学びました。」
「戦争が起こらないためには何が必要か他人事にとらえるのではなく一人ひとりが自分ごとに捉え、考え、行動していくことが平和を創る方法だと思いました。」
「直接話を聞くことによって、世界情勢の状況がより深く理解する事ができました。グループワークを通し、他の人の意見を聞いたり私の意見を発言したりすることで良い学びに繋がると感じました。」
「吉川先生が私たちへの回答や返答の際、例え話を通して説明していただき、非常にわかりやすく講義内容の理解が深まりました。」
「授業を受講して、物事をただ知るだけではなくて、なぜそうなったのかを意識して物事を考えるようにしようと思いました。」
といった感想が寄せられました。