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《開催報告》生涯学習講演会「石垣刻印の語るもの」を開催

2019.06.20

お知らせ

大学

2019年6月13日(木)に、大阪成蹊大学・大阪成蹊短期大学 生涯学習講演会「石垣刻印の語るもの」を開催しました。
大阪成蹊短期大学 岡田保造名誉教授を講師に招き、今年度も会場がほぼ満席となる224名の方にご来場いただきました。

近世城郭の石垣石の多くには様々なマークや文字が彫られており、「刻印」と呼ばれています。刻印の彫られた目的や、星印刻印を中心に石工や大名が刻印に託した願いとは何かをテーマにご講演いただきました。

大阪城はなかでも石垣刻印が多く、豊臣秀吉、徳川家康の権力争いのもと大名たちは築城分担させられ、石垣に合印、刻印しました。その当時の状況や、そこに鬼門、魔よけの意味合いまであるというお話に、来場者の皆さまは、大変興味深く受講されていました。

また当日は、岡田先生が石垣調査をされていた時代の写真や貴重な資料も使われ、臨場感のある講演会になりました。


▲ほぼ満席となる会場


▲石垣調査の様子


▲大阪城築城について説明される岡田先生