2026年5月22日(金)、公開講座 第2回
「未来展望セミナー2026」を開催しました。
大阪成蹊大学では、企業・行政・教育機関の皆様、そして本学学生を対象として2020年より「未来展望セミナー」を開催しています。
各界の著名な専門家を講師としてお招きし、日本や世界を取り巻く重要課題について理解を深めることを目的としています。
社員研修など、職能開発・福利厚生の機会としてもご活用いただいており、参加された方からも高くご評価いただいています。
また、経営学部・国際観光学部生対象科目「経営特論Ⅰ・Ⅱ」と連携しており、一流の講師陣による質の高い講義は学生への教育活動にも還元しています。
2026年度も引き続き、オンラインおよびオンデマンド配信を組み合わせた利便性の高い形式で開催しています。
第2回は「年金制度」をテーマに実施しました。
多くの受講者にご参加いただき、活発な質疑応答が行われました。
第2回「年金制度の意義と課題」
中嶋 邦夫氏(ニッセイ基礎研究所 主席研究員)
開催日時:2026年5月22日(金)17:00~18:20
オンデマンド配信中(2027年3月31日まで)
【受講者からの声】
当日は受講者から多くの反響が寄せられました。
複雑な年金制度について、数値に基づく客観的な理解が進んだだけでなく、制度の仕組みを主体的に理解する姿勢の大切さや、将来を悲観しすぎず、家族とも話し合ってこれからの生活設計を考える契機になったという声が上がりました。
また、社会全体で支え合うという制度の根幹を見つめ直し、社会の現実に合わせた意識変革の必要性を深く考えさせられたという声が多数寄せられています。
「現役世代が将来得ることができる年金が目減りすることはよく理解できた。保険金を納付しないことは親世代の年金も同時に減少することを意味し、それは結局現役世代の負担となって帰ってくることも理解できた。年金制度は複雑だとは言われるものの、できるだけ平等に分配しようと思うと、それは仕方のないことであり、年金を受け取る我々が主体的にその仕組みを理解しようとする姿勢が大事だと感じられた。」
「年金制度について、難しいと避けていた面が多かったですが、今回の講義ではとても噛み砕いてわかりやすく教えていただきました。将来への不安が大きかったですが、5年に1度国がちゃんと考え都度改正を行っていると聞き、悲観的にばかりなってはだめだと考えました。自分の親もそろそろ年金を受け取る世代になってくるのでいつ受給開始が良いのかなど一緒に話したいと思います。」
「業務でDBやDCについては分析等を行っておりますがその土台となる公的年金については資格で勉強したこと以上のことはしておりませんでした。そのような中で年金制度の土台となる公的年金の問題点からタテとヨコに区別して分かりやすく述べていただくことで理解を深めることができました。自分の今後にも非常に関わるなので、今後も着目していきたいです。」
「年金制度自体は単体の制度であっても健康保険や税にも密接に関連・影響してくるので、非常に難しい課題だなと感じました。セミナー冒頭にもありましたが、年金制度は「社会全体で支える」という考えが根幹だと思います。高度経済成長期のように人口も所得も増えていく時代ではないので、長寿化・少子化・二極化という現実に合わせた、よりリアルな制度設計・制度改定が求められているのだなと改めて感じました。」
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【主催】 学校法人大阪成蹊学園 大阪成蹊大学
【協賛】 株式会社ニッセイ基礎研究所、りそな総合研究所株式会社
【後援】 大阪府教育委員会、大阪市教育委員会