OSAKA SEIKEI TOPICS
2017.09.29
お知らせ
芸術学部,国際交流・留学
芸術学部 造形芸術学科 ビジュアルデザインコースの学生16名(2年生7名、3年生3名、4年生6名)が、2017年9月5日(火)から9月9日(土)にかけて、本学の協定校である韓国・韓世大学校での海外研修に参加しました。
研修では韓世大学校のビジュアル・コミュニケーションコースと共通の課題テーマで授業を行いました。
国際問題・社会問題・エコ問題などをテーマとしたポスター制作では、異なる文化的背景から発想することによる違いと共通点を発見することからスタートしました。そして渡航2ヶ月前から韓国とのネット会議を数回重ねて作品制作のプロセスを共有しながら、事前準備から制作・発表まで学生が主体となって取り組みました。
到着後すぐに行われたプレゼンテーションでは、2ヶ月間の成果を両国の学生が完璧に発揮し、発表後には作品の話などで交流を深めました。
短期間の制作でしたが、多くのクオリティーの高い作品を作ることができ、何よりも先輩と後輩の縦の連携がより親密になったことで成果につながりました。
また研修中には、ザハ・ハディド氏がアジアの最先端デザイン発信地をめざして設計した「東大門デザインプラザ」を訪問しました。この建物にはミュージアムのほか、コンベンションセンターやイベントスペース、ショップなどが点在します。学生たちは大きく美しい設計に魅了されていました。
その他、韓国最大手のインターネット検索ポータルサイトである「NAVER」本社も訪れ、韓世大学校の卒業生が勤務する研究所を訪問し、NAVERデザイナーの仕事の内容を中心とした講義を受けました。
今回の研修プログラムやその成果に対して韓世大学校も大変高い評価をしており、今後定期的な研修として定着させていくことを目標にさらに交流を深めていく予定です。
ビジュアルデザインコースでは引き続き、学生が主体的に学べるプログラムや機会を提供できるよう取り組んでまいります。
▼事前学習の様子
▼韓世大学校 金総長の挨拶。グローバルプログラムの重要性と今後の課題をテーマに、大変励みとなる貴重なアドバイス
▼韓世大学校の施設見学
▼韓世大学校でのポスター展示・プレゼンテーションの様子
▼デザイン関係の施設見学(東大門デザインプラザ、NAVER、LINE研究所)