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公開講座「未来展望セミナー2025」第2回(6月20日)を実施

2025.06.24

お知らせ

大学,学園

大阪成蹊大学では、企業・団体等の幹部・マネージャー層、士業の方々および本学の学生を対象に、SDGsの主要テーマに関して世界と我が国にとって重要な問題についての理解増進を目的として、各分野を代表する専門家を講師として招聘し、全8回にわたる公開講座「未来展望セミナー」を2020年より実施しています。

6年目を迎える2025年度第2回目の6月20日(金)は、対面形式(大阪市内 オービックホール)とオンライン形式で実施され、多くの受講者が参加しました。

テーマ:「社会を変えた QRコードの原点と成長」
講師:原 昌宏 氏 株式会社デンソーウェーブ エッジプロダクト事業部 主席技師
【おもな講演内容】
1.デンソーウェーブ
2.QRコードの開発背景
3.QRコードの特徴
4.QRコードの進化
5.QRコードの普及
6.QRコードの活用事例
7.QRコードの普及と知的財産
8.イノベーション
9. 質疑応答


▲原 昌宏 氏




▲講義中、質疑応答の様子


受講者からは以下の感想が寄せられました。

「『世の中にまだないものを生み出す力』に大変感銘を受けました。日々のちょっとした面白さや趣味から着想を得て、それが世界中の人々の生活を便利にするものへと発展していく。そんな姿に驚きと感動を覚えました。 イノベーションというと難しく捉えがちですが、身近なところにヒントがあり、自分にもできることがあるのではと前向きな気持ちになりました。今日の気づきをきっかけに、日常の中から発想を育てていきたいと思います。」

「QRコードが世界中で浸透している要因の一つが、特許をオープンにしたからというエピソードは承知していたが、アメリカの競合と開発競争によるものであったなど、今回の講演でなければ聞けない話が伺えて大変興味深く拝聴した。 また、当初は現場の純粋なニーズから生まれた技術をいかに広めるかという点についても、オープンとクローズを巧みに使い分けた戦略があったことを知り、非常に参考になった。 イノベーションを起こすには、好奇心を原動力とし、たとえ失敗しても諦めず挑戦を続けることが重要であり、そのためのチャレンジを繰り返せる環境づくりが不可欠であるという話から、多くの気づきを得ることができた。 私の専門であるゲーム開発においても、常にアイデアを生み出し、磨き上げていくことが求められる。そのためには、チームに心理的安全性を確保し、組織内の風通しを良くすることで、粘り強く開発を継続できるサイクルを構築することの重要性を改めて認識した。」

「世界的に活用されているQRコードの開発について、当事者の方から話を聞きできたのはいろいろな面で勉強になりました。特に組織としてイノベーションを起こす要因について詳しく説明されていた点が良かったです。」

セミナー特設ページはこちら

【主催】学校法人大阪成蹊学園 大阪成蹊大学
【協賛】(株)ニッセイ基礎研究所、りそな総合研究所(株)
【後援】大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会


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