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令和6年(2024年)度卒業式・修了式・学位記授与式を挙行

2025.03.21

お知らせ

大学

2025年3月20日、大阪市北区のグランキューブ大阪にて、令和6(2024)年度の卒業式・修了式・学位授与式が開催され、経営学部304名、芸術学部204名、教育学部193名、大学院3名の合計704名が新たな門出を迎えました。

【中村学長式辞】

大阪成蹊学園では、「桃李不言下自成蹊(とうりものいわざれども、したおのずからこみちをなす)」、すなわち、優れた人には、言葉で説かずとも自然に人が集まる、という建学の精神に基づき、人間的な魅力を持つ人材を育ててきました。そして、その精神を実践するために、「忠恕(ちゅうじょ)」を行動指針としてきました。
「忠恕」とは、普段はあまり使わない言葉かもしれませんが、「誠実であり、思いやりがある」という意味です。この言葉は、中国の学者で思想家の孔子の教えをまとめた『論語』にも、「私の道はたった一つ、それは忠恕だ」としるされているほど重要な考え方です。
明治・大正時代の実業家、渋沢栄一は、『論語と算盤』の中で、「忠恕を持つ人は、人生の成功のカギを手にする」と述べています。
「忠恕」は、学生時代だけでなく、卒業して社会に出た後も大切にしてください。試験や成績のように、自分ひとりでがんばれば何とかなるという壁もありますが、社会に出ると、それだけでは乗り越えられない壁もあります。
そんな時、周りの人の支えや信頼が大きな力となります。皆さんが「忠恕」を身につけ、誠実で思いやりのある態度を大切にすると、チャンスが自然に訪れるようになります。自分の未来を本気で切り開こうとする熱意が周りに伝わることがチャンスを生み、支えや信頼を得て、成功へと導かれる可能性がより大きくなるのです。
大阪成蹊学園が大切にしている言葉「忠恕」を、そのまま大阪成蹊大学を旅立つ皆さんへの「はなむけの言葉」とさせていただきます。
ご卒業おめでとうございます。(抜粋)

【卒業生謝辞】卒業生代表 永井 葉(経営学部)

2021年4月、私たちは新型コロナウイルス感染拡大の影響による外出制限やマスク着用義務など、制限のある社会情勢のもとで入学しました。入学時、対面講義はもちろん、学生同士の交流にも一定の制限があり、思い描いていたスタートではありませんでした。そのような中、分散講義やリモート講義など、私たちの学びの機会を確保できるように動いてくださった学園関係者の皆様のおかげで、初年次より勉学に励むことが出来ました。その中でも、本学の強みでもある『実践的な学び』にも力を尽くしてくださり、提携先企業でのビジネス体験、国内外での研修・インターンシップなどは、将来社会で活躍するための糧となるとても貴重な経験でした。
私自身も、イギリスと台湾の二カ国で現地のスポーツチームや施設のマネジメントを学び、日本と比べ優れている点や新たな発見を通じて、将来日本のスポーツビジネスをより発展させられる人材になりたいと思いました。
これから私たちはそれぞれの道を歩む社会人となり、本当の意味での『大人』となります。その自覚と責任を持って行動し、『忠恕の心』を忘れず、深い感謝を胸に、精一杯恩返しできるよう精進してまいります。(抜粋)

また、下記の卒業生が表彰されました。

【成績優秀者表彰 学長賞】
経営学部 永井 葉/小原 幸奈
芸術学部 平木 佑奈/畑野 友希
教育学部 岡本 明日音/御崎 春香

【大阪成蹊大学 大学院 優秀論文表彰 学長賞】
教育学研究科 春名 ひかる

【課外活動表彰 学長特別賞(団体)】
フットサル部

表彰学生一覧(pdf)

ご卒業おめでとうございます。

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