OSAKA SEIKEI TOPICS
2024.03.08
お知らせ
国際観光学部
▲国際観光学部2年生の有志8名
【泉 佳歩さん、仙波 羽奏さん、水谷 月虹さん、山口 夏音さん、吉田 心さん、⾧谷川 泉実くん、原口 心望愛さん、藤井 蘭さん】
2023年度後期の授業(専門演習2/担当:松田教授・原田准教授・金准教授・辛川教授)においては、旅行会社のJTBや大阪観光局、高槻市観光協会の特別授業を受けた上で、高槻市にフィールドワークに行くなど、中学生を案内するツアー企画を学生自ら立案し、発表しました。
今回は、そのスピンオフ企画として、高槻版B&Sプログラムの実現に向けて、学生が案内の練習をし、企画内容の実証をすることも含めて、大阪青凌中学校の生徒を対象に行ったものです。
生徒7名ずつ4班に分かれ、各班に学生が2名ついて案内しました。最初はお互いに緊張していましたが、高槻のクイズを出題したり、一緒に見て歩く中で打ち解け、お互いの趣味の話や将来の話など、B&Sらしい交流となり、中学校の先生方からも高い評価を頂きました。 今後は、モニターツアーで得られた成果と課題を踏まえて、プログラム内容を改善し、本格的な修学旅行生の受入れに向けて、高槻市観光協会等とさらに連携を強めていく予定です。
▲全国で唯一中に入れる天皇陵「今城塚古墳」について模型を使って解説
▲学生が作成した「高槻クイズブック」を使ってメンバーの自己紹介をし合う様子
【B&Sとは】
ブラザーズ&シスターズの略称です。地元の大学生等が、国内外から修学旅行にやってきた中高生をナビゲートするプログラムで、中高生にとっては年齢の近い学生が案内することで共感や親近感がわきやすく、大学生にとっては地域観光やホスピタリティ等の学びにつながります。
これまで京都や大阪の有名な観光地で進められてきましたが、今回は敢えて、観光地ではない高槻市を対象としました。大阪・関西万博を控える関西においては、地域全体が万博会場となり、各地域の魅力を発掘し、それをいかに楽しく、面白く伝えられるかが求められています。