OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.08.29
お知らせ
経営学部,大学,産官学連携
2023年8月23日(水)に大阪商工会議所にて、大阪成蹊大学、国立研究開発法人国立循環器病研究センター、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所は連携協定の目的を達成するため、3者共同による「減塩プロジェクト」の第1弾として『「減塩食品」セミナー』を開催しました。当日は食品製造業、食品小売業、自治体等から多くの方にお越しいただき、「減塩食品」の最先端についての講演や食品製造に関する技術支援情報を提供し、減塩の取組を推進しました。
▲セミナー会場の様子。約30名の方にご参加いただきました。
▲セミナーの冒頭、国立研究開発法人国立循環器病研究センターの理事長特任補佐 兼 副オープンイノベーションセンター長の三原 健司氏よりご挨拶いただきました。
■講演内容
≪講演1≫減塩食品の市場の動向と国循が進める「かるしお戦略」について
国立研究開発法人 国立循環器病研究センター 産学連携本部 社会実装推進室 上級研究員 竹本 小百合氏
≪講演2≫「かるしお」認定取得商品について~健康で心豊かな生活と食文化に貢献する~
株式会社 極洋 大阪支社 水産部 水産第二課 副主任 田中 遥至氏
≪講演3≫食品における塩味の増強効果とその評価
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 食品健康機能研究領域 上級研究員 河合 崇行氏
≪講演4≫おおさか環農水研が提供する食品産業向けの技術支援
地方独立行政法人 大阪府立環境農林水産総合研究所 食と農の研究部 食品グループ 総括研究員 古川 真氏
▲”おおさか環農水研”と本学が連携して取り組んだGABA増しレシピ(詳細はこちら)についても紹介されました。
本学からは、経営学部 経営学科 食ビジネスコース主任の髙畑 能久教授が結びのあいさつに登壇しました。
▲「連携プロジェクトの第1弾として素晴らしいセミナーを開催でき大変嬉しく思う。身近な健康課題について、本学でも『減塩食品はニーズが少ない』『おいしくない』といった誤解を解消したいと考え、アンケート調査やレシピ開発などの研究に学生と取り組んでいる。循環器疾患は国民病として大きな社会問題であり、医療関係や食品産業界、研究機関の皆さまなど、さまざまな立場から産官学連携による取り組みがますます求められていると確信した。本日がその第一歩になれば幸いです。本日は誠にありがとうございました」(髙畑教授)
▲当日は経営学部経営学科食ビジネスコースの学生もセミナーの運営を行いました。
今後も3者共同による「減塩プロジェクト」として調査研究や減塩レシピの開発、食品関連企業への技術支援等を行って参ります。
■減塩プロジェクトの詳細は下記記事をご確認ください
<8月15日配信 記事はこちら> 国立研究開発法人国立循環器病研究センター、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所、大阪成蹊大学の3者連携によるプロジェクトの第1弾イベント「減塩食品」セミナーを開催(8/23)
<国立循環器病研究センター かるしおプロジェクトHPの記事はこちら>