OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.08.08
ニュースリリース
芸術学部,産官学連携
芸術学部では、産学連携PBL授業による実践的な学修を行っています。 2023年前期の講義「プロジェクト演習1.3:イベントプロモーション(担当:辰巳 清准教授)」では株式会社毎日放送(MBS)と連携し、2023年9月9日(土)に開催される音楽フェスティバル「真言宗立教開宗1200年 東寺音舞台」の若者向けプロモーション企画に挑戦しました。
今回の講義では、実際のイベントの宣伝に受講生が直接携わることでイベントプロモーションを実践的に理解し、本イベントの『プレスリリース案』及び『宣伝用ポスター』の提案を行いました。7月5日(水)の講義内にて、株式会社毎日放送の厳正なる審査の結果、ポスター2案が採用され、現在イベントのプロモーションに活用されています。
報道発表資料はこちら
≪最優秀賞ポスター≫
▲クリックで拡大表示
制作者:玉城 璃乃さん、三ツ村 有未さん、中江 竜大さん、伊藤 春菜さん、水野 智葉さん、久松 朱音さん
≪特別賞ポスター≫
▲クリックで拡大表示
制作者:今井 祥茄さん、眞田 陽心さん、清水 優衣さん、横沢 七海さん、上田 歩波さん、古田 萌香さん
≪辰巳 清准教授からのコメント≫
『音舞台の若者向けプロモーション』の課題に対して、22人の受講生を4グループに分けて、グループごとに「どのような若者をターゲットにするか」から考えました。次に、それらターゲットが好むメディアを調査して、設定したターゲットに訴えかける言葉を選び抜いて、メディア向けプレスリリースを作成しました。 更に、そのプレスリリースの内容を視覚的に表現したポスターを作成しました。4グループともに「音大生」をターゲットに選びましたが、最優秀賞を獲得したグループは、特に音大でバレエを学ぶ学生に向けたポスターを作成しました。特別賞を獲得したグループは「音大生なら、楽譜を見れば頭の中に音楽が響く」と考え、 チャイコフスキーの「眠れる森の美女」の楽譜を用いて、視覚のみならず聴覚にも訴求するポスターに仕上げました。惜しくも選に漏れたグループも含めて、イベントプロモーションに関する、実践的な学びを深めてくれた手応えを得ています。
【東寺音舞台 開催概要】
◆タイトル:真言宗立教開宗1200年 東寺音舞台(とうじおとぶたい)
◆会 場:真言宗 総本山 東寺 屋外特設ステージ(〒601-8473 京都市南区九条町1番地)
◆開 催 日:2023年9月9日(土)開演午後7時 開場午後6時
◆入場方法:入場無料・完全招待制(観覧の申し込みはこちら)
◆主 催:京都仏教会 真言宗総本山 東寺 MBSテレビ
◆番組放送日:2023年11月12日(日)深夜0時30分~1時24分放送予定:MBS、TBS全国ネット
◆配 信:TVer、MBS動画イズムにて配信、放送後1年間公開予定
◆出 演 者:
・ナタリア・オシポア(バレエダンサー)
ロシア・モスクワ生まれ。卓越したテクニックと身体能力、情熱的でエネルギッシュ、豊かな感情表現が魅力の世界的バレエダンサー。
・MIYAVI(アーティスト・ギタリスト)
独自の“スラップ奏法”で、サムライ・ギタリストとして世界中から注目を集める。今後もワールドワイドに活躍する最も期待のおける日本人アーティストの1人。
・上野 耕平(サクソフォン奏者)
8歳からサックスを始め、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門にて、史上最年少で第1位となり特別大賞受賞。
・笛田 博昭(テノール)
リナ・ヴァスタ女史の元でレッスンに励み、生まれ持った舞台人としての容姿・体格、音域の広さと輝かしい音色を持つテノール・リリコとして今後ますます活躍が期待される大型新人である。
・ナターシャ・グジー(歌手・バンドゥーラ奏者)
ウクライナ生まれ。6歳のとき、チェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロで被曝した。ウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、本格的な音楽活動を開始。
・西本 智実(指揮者・芸術監督)
自身が創設した、イルミナートフィルの芸術監督兼首席指揮者。グローバルで多様な活動を行いながら、音楽の魅力を幅広い年代の人々に届ける文化活動にも精力的に取り組んでいる。
・声 明
声明とは、密教儀礼の中で用いられる声楽の名称。密教の教えを受ける歓喜を表現する音楽。
※MBS音舞台HPにも掲載されました(こちら)
▲最優秀賞を受賞した(左から)玉城 璃乃さん、三ツ村 有未さん、中江 竜大さん、伊藤 春菜さん、水野 智葉さん、久松 朱音さんのプレゼンの様子
▲特別賞を受賞した(左から)今井 祥茄さん、眞田 陽心さん、清水 優衣さん、横沢 七海さん、上田 歩波さん、古田 萌香さんのプレゼンの様子
▲最終審査員として、事業局の局次長 清水 康平氏(右手前)、担当部長 杉本 誠氏(左奥)、河原 萌氏(左手前)にお越しいただきました。皆さまより真剣なフィードバックをいただきました。
▲清水氏より結果発表が行われました
▲プレゼン後はお互いの作品について意見交換をする場面もありました
【過去のトピックスはこちら】
芸術学部の学外連携PBL(課題解決型学修)にて株式会社毎日放送が特別講義を実施~イベントプロモーションを実践的に学修~(5/12)記事はこちら
大阪成蹊大学 芸術学部は、最前線で活躍するトップクリエイターと共にリアルな現場での制作活動を通し、「進化を続ける芸術力で社会をリードするクリエイター」を育成しています。