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【大学院】院生・修了生が「 日本教育医学会第70回記念大会」にて口頭発表を行いました。

2023.09.07

お知らせ

教育学部

2023年8月21日~23日、大阪成蹊大学大学院に在籍する院生2名と2021年修了生が、「日本教育医学会第70回記念大会」(開催地:名古屋)において口頭発表を行いました。
様々なテーマにおける最新の情報をはじめ、多くの研究者からもご意見を頂き、研究意欲の向上と自身の進む道を再認識する時間となりました。

▼春名ひかるさん(左:大学院在籍中)・徳島実友香さん(右:大学院在籍中)

▼清水浩之さん(大学院2021年修了)

【発表テーマ・口頭発表を終えての感想】

*****春名ひかるさん(大学院在籍中)*****
■発表論文テーマ
私は、「Female Athlete Triad(以下:FAT)」をテーマに研究を行っています。
FATに関する調査は思春期からの予防教育が必要と報告される中、思春期を対象とした調査報告は少ないのが現状です。
そこで本研究では、中学生女子を対象にFATの兆候因子と体組成との比較検討することを目的としました。
■参加の感想や今後の展望など
本学会の70回記念大会に参加し、口頭発表を行うことによって、他大学の先生方からも多くのご意見をいただきました。
また、対面でしたので研究を通しての交流も図ることができ専門的にも視野が広がるとともに、現在のテーマについて自身もさらに探求したいと新たに感じました。
現在は、ダイナミックスポーツ医科学研究所に勤務しながらの学びですが、思春期のFemale Athlete Triadに着目し、保健教育にも有機的に還元できるような提案をしたいと思っております。

*****徳島実友香さん(大学院在籍中)*****
■発表論文テーマ
発表論文テーマは『大学生における野外活動中の心拍数、自律神経活動の変化と自己効力感、社会的自己制御との関連』についてです。 学校教育現場で行われている野外活動の有効性を生理学的な視点から検討しました。
■参加の感想や今後の展望など
初めて日本教育医学会に参加し、口頭発表をさせていただきました。発表を通して、沢山のアドバイスを頂き、新たな知見が増え、とてもいい経験になりました。
また全国各地でご活躍をされている先生方の貴重な話を聞くことができ、大変勉強になりました。私自身、普段は小学校で勤務しているため、日常とは違う環境での学びは、大きな刺激となりました。 今後も野外活動に関する論文を読んで視野や知識を深めることを第一に頑張りたいと思います。

*****清水浩之さん(大学院2021年修了)*****
■発表論文テーマ
私は、「大学フットサル選手の体格特性と競技力・ポジションとの関連」をテーマに発表させていただきました。 近年の研究によりフットサル競技の競技特性は明らかとされてきていますが、選手の身体的な機能・パフォーマンスの特性に関する報告は見当らず、選手・チームの勝利、傷害予防の一助とするために研究を進めました。
■参加の感想や今後の展望など
今回、第70回 日本教育医学会記念大会に参加させていただき、「対面での学会参加の喜び」を感じました。新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの学会がまだまだ多い中、各職種・各研究テーマをお持ちの先生からのご意見やアドバイスをいただけたことはとても嬉しく感じております。
また、自身の視点以外の点から客観的に評価いただけたことは、自身の研究視点を多角的に振り返る一助となり、今後の研究視野が広がったように感じております。 今後、博士課程受験も視野に入れ「フットサル競技」、「身体機能特性」、「パフォーマンス特性」をKey wordsに、「客観的データ」と「教育」をテーマにすすめていければと考えています。

【日本教育医学会について】
日本教育医学会は、昭和28年8月1日、体格体力判定法研究会として、地元医師会長故大野恭三郎氏を会長、故平田欽逸博士を主宰として岐阜県美濃市に於いて設立。 すべての教育の場に於いて医学的調査研究を行い、人類の健康と福祉に寄与することを目的に医科学的な知見からの教育研究を目的としています。
昭和54年に現在の名称である日本教育医学会に改名、また翌年昭和55年6月に学会誌「教育医学」はISSNとして認められました。
日本教育医学会 公式サイト

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