教育研究上の目的と3つのポリシー

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教育目的

大阪成蹊学園の建学の精神「桃李不言下自成蹊」は、中国の司馬遷の『史記』に由来しています。
「桃や李は何も言わないが、その美しい花や実にひかれて人が集まってくるので、木の下には自然と小道(蹊)ができる」というところから、徳が高く尊敬される人物のもとには多くの人が集まってくるというたとえです。
本学では、この建学の精神に基づき、徳があり、人に慕われ、信頼される人を育てることを教育の基本目標としています。
また、建学の精神を実践するにあたり、行動指針として「忠恕」(孔子『論語』より)の心を掲げ、誠をつくし、ひとの立場に立って、考え行動することとしています。
このような教育目標と行動指針の下、マネジメント学部、芸術学部、教育学部の3学部でそれぞれに専門的な学びを展開し、広く社会で活躍できる「人間力」を備えた人材を育成することを教育目的としています。

大阪成蹊大学のディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

概要

本学では卒業要件単位の取得を通して、以下に示す「確かな専門性」、「社会で実践する力」、「協働できる素養」、「忠恕の心」を身につけた学生に対し、
社会で活躍できる「人間力」を備えたものとみなし、学士の学位を授与します。
学士には、幅広い分野・領域で高い専門性を発揮するための確かな知識や技能、実践力が求められます。また、知識や技能だけでなく、
社会人として活躍するための、自ら課題を発見し解決していこうとする姿勢や、様々な人と協力して物事に取り組むことのできる素養を必要とします。

確かな専門性
  • ・確かな専門性を磨くための幅広い教養やスキルを身につけている。
  • ・専門に関わる確かな知識・技能、職業理解を身につけている。
  • ・知識・技能を実践の中で応用することができる。
社会で実践する力
  • ・論理的に考え、課題を明らかにすることができる。(課題発見)
  • ・豊かな発想力によって、未知の課題にも創造的に取り組むことができる。(企画・立案)
  • ・主体性を持ち、積極的に行動することができる。(行動・実践)
  • ・困難な課題にも挑み、最後までやりとげることができる。(完遂)
協働できる素養
  • ・他者の意見をよく聴き、自己の意図を正確に伝えることができる。
  • ・集団やチームの中で固有の役割を果たすことができる。
忠恕の心
  • ・常に誠をつくし、ひとの立場に立って、考え行動することができる。

大阪成蹊大学のカリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

概要

教育目的に掲げる「人間力」を備えた人材を育成するために、各学部において系統的な教育課程を編成しています。
また、学修効果を最大限に高められるように、授業の形式を問わずアクティブラーニングを推進しています。
さらに、学部・学科ごとの専門に応じた実社会の問題をテーマに、課題解決型学習を展開しています。
学修成果と評価については、授業科目ごとにシラバスにて養うべき力、到達目標、成績評価の観点と方法、尺度を明記し、客観的に学修成果を測り、評価できるようにしています。

教育課程の編成

本学の教育課程は、「大学共通科目」と「専門科目」の2つの科目群で構成されています。
「大学共通科目」には、「共通基礎科目」「教養科目」「キャリア支援科目」があります。
「共通基礎科目」は、大学入門基礎講座や日本語表現、情報処理、外国語、留学生科目から構成され、大学での学びの基礎や社会人としての基本的な能力を身につけます。
「教養科目」は、「人間の理解」、「現代社会と国際理解」、「科学技術と環境の理解」、「地域文化の理解」、「子どもと社会」、「健康とスポーツ」などの科目群で構成され、
人間性や自己を取り巻く環境に対する深い関心と理解力を身につけます。
「キャリア支援科目」では、職業選択の能力や高い職業意識、社会人としての職業上の適性・能力を身につけます。
「専門科目」では、各学部の専門性に応じて、講義や演習、実習をバランスよく配置し、基本的な知識から、知識・技能を活かす実践力の修得まで、
確かな専門性を身につけられるよう系統的な教育課程の編成を行っています。
また、学びの集大成として、4年間の学びを振り返りながら、卒業制作、卒業研究をすすめ、4年間の学修成果を発表し、学修成果を学内外に広く披露する機会を設けています。
そのほか、様々な資格取得や検定合格をめざす教育プログラムを設定することで、興味や関心、進路に応じて学生の成長をサポートできるようにしています。

教育方法の特色

本学の授業は「講義」、「演習」、「実習」から構成されており、すべての授業において「アクティブラーニング」を進めています。
「講義」では、教員の一方向的な授業ではなく、教員と学生、学生同士の双方向のやり取りを重視した授業を展開しています。
「演習」「実習」では、グループやペアで協力しながら課題に取り組む授業や、学外に出て、社会の人々との関わりの中で学びを深めていく授業、
実際の社会で起きている様々な課題の解決に取り組む授業などを展開しています。
また、学部・学科の教育目的に沿って、ポートフォリオ(作品や実習記録、学修記録など)を残していくことで、学修の成果を振り返りながら、成長を実感したり、
課題を明らかにしたりできる授業も展開しています。いずれの授業においても、一人ひとりの学修状況を丁寧に把握しながら、きめ細かな指導を行っています。

学修成果と評価

学修成果の評価は、本学の「人間力」教育の目的に沿って、「人間力」を構成する個別の能力や知識・技能を身につけることができたかを測ることで行います。
具体的には、授業科目ごとにシラバスにおいて養うべき力、到達目標、成績評価の観点と方法、尺度を明記し、客観的に学修成果を測り、評価できるようにしています。

大阪成蹊大学のアドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)

概要

本学は、建学の精神「桃李不言下自成蹊」の理念に基づき、徳があり、人に慕われ、信頼される人、すなわち「人間力」のある人を育てることを教育の基本目標としています。本学では「人間力」のある人を、次のような人であると考えています。

  • 1.幅広い教養と、専門的な知識・技能をしっかりと身につけている人です。
    社会に出て、学びを活かした分野で活躍するためには、幅広い教養に裏打ちされた「確かな専門性」が求められます。
  • 2.人々や社会が抱えている課題を発見し、解決に向けて行動することができる人です。
    世の中には、多くの課題があふれています。課題を発見し、解決するための、「社会で実践する力」が求められます。
  • 3.何事も一人でではなく、周囲の多様な人々と協力して、取り組むことのできる人です。
    様々な人とコミュニケーションを図りながら、課題の解決に向けて行動するための「協働できる素養」が求められます。
  • 4.どのような時も、人の立場に立って考え、行動できる思いやりを身につけている人です。
    これは、本学の行動指針としている「忠恕の心」にあたります。

本学では、入学したすべての学生が、こうした「確かな専門性」「社会で実践する力」「協働できる素養」「忠恕の心」を身につけた、「人間力」のある人に成長できる教育を展開しています。

入学者に求めるもの

本学では、入学後の教育を踏まえ、以下のような人の入学を求めています。

関心・意欲 大阪成蹊大学の建学の精神とそれに基づく教育目的を理解し、「人間力」を備えた人に成長しようという意欲を持っている。
知識・技能 高等学校で履修する教科について、内容を理解し、基本的な知識を身につけている。
思考・判断・表現 他者の意図を適切に理解し、自分の考えをわかりやすく表現することができる。
主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度 多様な人々とも協働しながら、主体的に学びを深めていこうという態度を身につけている。

以上のことに加えて、学部・学科別に求めるものがあります。詳しくは、各学部・学科のアドミッション・ポリシーを参照してください。

入学者選抜の方法と評価

本学では、面接、推薦書・調査書、志望理由書、実技、小論文、学科試験、センター試験などの多様な方法を活用して、
入学者の資質を多角的に測り、入学者選抜を実施しています。