《学内レポート》特別授業「コンプライアンス経営と研究倫理」を実施

2016年5月24日、大阪成蹊大学マネジメント学部主催による特別授業「コンプライアンス経営と研究倫理」を開催しました。
最前線でコンプライアンス経営に取り組んでいる企業人と研究倫理の専門家から直接ご指導を頂き、またとない学びの機会となりました。

特別講演『企業におけるコンプライアンス経営の大切さ』

西原　耕一氏（日本ハム株式会社　常勤監査役）

企業の不祥事が繰り返される要因と防止策、日頃からお客様の声に耳を傾けて誠意をもった対応を行うことの大切さを分かりやすくお話し頂きました。また、社会の一員として個人の日常生活においても倫理観が重要であることを学びました。

講習『責任ある研究活動をめざして』

山口　洋氏、国久　亜希子氏（国立研究開発法人　科学技術振興機構（JST） 監査・法務部　研究公正課）

アメリカ合衆国で開発された研究倫理映像教材「THE LAB」のデモンストレーションによる模擬体験から当事者が研究不正に巻き込まれないようにすることの難しさを痛感しました。また、文部科学省のガイドラインに従った公正な研究活動や研究費の適正な使用などについても詳しく解説して頂き、真摯に誠実に卒業研究と向き合うことの大切さを学びました。

西原　耕一氏による特別講演の様子

山口　洋氏による講習会の様子

国久　亜希子氏による講習会の様子