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データサイエンス学部 新庄講師の研究論文が国際論文誌 Infolitika Journal of Data Science に掲載

2025.05.13

研究

データサイエンス学部,産官学連携

データサイエンス学部の新庄雅斗講師と京都府立大学の武内奎太氏・岩崎雅史氏との共同研究で取り組んだ論文が、国際論文誌Infolitika Journal of Data Scienceに掲載されました。
本研究では、京都府城陽市の企業50社を対象にインタビュー調査を実施し、得られた情報をもとに企業ごとの特徴を数値化。そのデータを用いて、企業間の類似性に基づいたネットワークを構築しました。特に、企業の「似ているところ」に着目することで、業種の枠を超えた関係性や新たなマッチングの可能性を導き出す、独自の分析手法を開発しています。

この研究は、地域産業における企業間連携の新たな可能性を見出すことを目的として、城陽市の依頼を受けてスタートしたものです。このアプローチにより、業種に依存しない企業コミュニティの存在が明らかとなり、地域産業の構造をより俯瞰的に理解することが可能になりました。今後は、この手法を他の自治体にも展開し、広域的な産業振興や自治体支援への活用が期待されます。

Takeuchi, K., Iwasaki, M., & Shinjo, M. (2025).
Similarity-Based Network in the Industrial Community of Joyo City.
Infolitika Journal of Data Science, 3(1), 12-20.

論文はこちら

大阪成蹊大学データサイエンス学部では、関西のデータサイエンス研究・教育拠点として、今後も国内外に研究成果を発信してまいります。

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