OSAKA SEIKEI TOPICS
2019.09.26
お知らせ
芸術学部
造形芸術学科 テキスタイル・ファッションデザインコース学生4名の作品が、2019 OSAKA 手作りフェア主催「第10回 デコリメイクチャレンジ展」で5つの賞を受賞しました。
このコンテストは既存の服飾品にボタン、レース等の服飾素材、付属品を付け加えデコレーションした作品を作りその独創性やデザイン性を競うコンテストで、近畿の服飾関係大学、専門学校の学生が参加しました。
【審査結果】
①グランプリ
奥田寿香さん(芸術学部 テキスタイル・ファッションデザインコース3年)
②大阪府知事賞
奥田寿香さん(同コース3年)
③大阪商工会会頭賞
奥野夏翠さん(同コース1年)
④審査員特別賞
公文紗葵子さん(同コース2年)
⑤ブティック社賞
木戸穂花さん(同コース2年)
▲(左から)木戸さん、公文さん、奥野さん、奥田さん
▲グランプリと大阪府知事賞受賞の奥田さん
▲奥田さんの作品 作品名 ホワイト
「穢れの無い少女をイメージし、”清楚”、”純粋”という言葉に合うように白一色で制作しました。フリルやパールなど、少し光沢のあるもので上品にチュールやレースなどでやわらかい印象になるように仕上げました。」
▲大阪商工会会頭賞を受賞した奥野さんの作品 作品名 Girl's Dream Night
「貧しい女の子が寝ているあいだに夢の中でプリンセスになるというストーリーを作品に落とし込みました。普段は作業着を着ている女の子を元に作業着をドレスっぽくリメイクして、貧しい女の子の感じを残すためにあえて、スカートのチュールは、無造作に丈の長さを揃えず切りっ放しにしました。リボンで重ねた部分は女の子が夢を見る入り口をイメージしてカーテン風にしました。」
▲審査員特別賞を受賞した公文さんの作品 作品名 Garden
「花々でいっぱいのGardenをテーマに作品をつくりました。花のやわらかさ、可愛らしさや木、草のさわやかなイメージが伝わるように全体的に淡い色合いのものを多く使いました。Gardenを表現するために均一にせず、変則的にしたこともポイントです。」
▲ブティック社賞を受賞した木戸さんの作品 作品名 夏の空と炭酸
「ポップでぎらぎらとした夏の空と、夏に飲むさわやかな炭酸をかけあわせたイメージです。見るだけでわくわくするような"可愛い”を集めました。炭酸(ポンポン)が上に上がっていくように見えるのがポイントです。」
9月7日(土)に2019 OSAKA手作りフェアの会場であるマイドーム大阪にて、受賞者の表彰式、作品プレゼンテーションがありました。 本学の学生の4作品が受賞し、さらに受賞作品の中から1名選出されるグランプリも獲得しました。 グランプリを獲得した3年生奥田さんの作品は、田中智之審査員長から「非常に服としての完成度が高く、見る人に着てみたいと思わせる作品」、また「4作品ともにアイデアが独創的で、服としての完成度が高い」とコメントを頂きました。
特設ステージでは、作品のイメージ、コンセプトから使用した服資材、製作過程、方法を多くの来場者に作品とリメイク前の写真を交えてプレゼンテーションを行いました。