OSAKA SEIKEI TOPICS
2019.05.30
お知らせ
芸術学部
芸術学部では、中学校・高等学校の美術の先生方を対象に「大阪成蹊大学 美術教材研究会」を2019年度に実施します。この研究会は、大学と中学校・高等学校が協働で授業教材を開発すること および中学校・高等学校・大学間のネットワークを構築することを目的とし、本年度は全4回の研究会を予定しています。
第1回の研究会は、2019年5月25日(土)に行われ、造形芸術学科 イラストレーションコースの唐仁原講師が、28名の中学校・高等学校の先生方を対象に実施しました。
実施テーマ:「漫画をモチーフにした絵画作品の制作」
実技研修では、参加者の皆様が大変興味深い様子で作品制作に挑みました。日頃行わない、デフォルメ表現で自画像を描いたり、プリント生地に描いたりすることで、多くの参加者は新鮮に感じていました。
実技研修後の意見交換会は白熱し、授業に対する感想、改善策、評価方法など、現場をご存知である先生方ならではの議論が交わされました。
最後に全ての作品を並べ記念撮影しました。
今回担当した唐仁原講師のコメント:
身近にある漫画表現に興味を持つ生徒は多いものの、「サブカルチャー」という枠組みで捉えられるため、美術教育に取り入れるか否か苦心される先生が多い。今回のテーマが漫画と美術との関係を改めて考える機会となり、敷居が高いと思われがちな美術を、子どもたちが身近に感じる良いきっかけになるのではないかと考えています。
次回は、2019年8月3日(土)に芸術学部長、糸曽教授による「現役監督が語るアニメーションの作り方」を予定しています。
「大阪成蹊大学 美術教材研究会」に関するお問い合わせ先:TEL 06-6829-2831(芸術学部 情報デザイン研究室)