OSAKA SEIKEI TOPICS
2025.10.20
お知らせ
データサイエンス学部
2025年10月8日に、公開シンポジウム「生成AIの光と闇」を開催しました。急速な進化を遂げる生成AIが我々の働き方や学び方に大きな変化をもたらす中、生成AIの教育現場にもたらす変革とその功罪を、実践と理論の両側面から検証しました。
▲基調講演「意思決定支援におけるLLM(大規模言語モデル)の課題と展望」(東京大学総合文化研究科 広域科学専攻 馬場雪乃准教授)
大規模言語モデルが、職業についてのジェンダーバイアスや特定の宗教に対する否定的な印象などを増長させる具体的な事例(闇)や、同調圧力を軽減させ少数意見をうまく取り入れる利用の仕方(光)などに関して、わかりやすい事例で講演がありました。
「生成AIは教育の敵か味方か:可視化が導く教育の未来」というテーマで、パネルディスカッションが行われました。
教育現場でのディスカッションや評価に活用する事例、民間企業での新入社員教育や、デザインの分野での活用事例など、それぞれの専門分野での活用事例の共有が行われました。
(左から)
筑本 知子 (日本学術会議連携会員、大阪大学 レーザー科学研究所マトリクス共創推進センター センター長/ 教授)
馬場雪乃 (東京大学総合文化研究科 広域科学専攻 准教授)
志村祐康 (産業技術総合研究所 主任研究員)
服部翔大 (横川デジタル株式会社 マネージャー)
山辺真幸 (一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科 特任講師)
小山田耕二 (日本学術会議連携会員、大阪成蹊大学 データサイエンス学部 学部長/ 教授)