OSAKA SEIKEI TOPICS
2025.10.01
お知らせ
大学,スポーツイノベーション研究所,クラブ活動
大阪成蹊大学スポーツイノベーション研究所は、人間力と競技力の向上を目指し、大阪成蹊大学のスポーツ系強化クラブの部員を対象に「学生アスリートプログラム」に取り組んでいます。2025年9月24日には本年度2回目の第1日が行われました。
【学生アスリートプログラムとは】
大阪成蹊大学のスポーツ系強化クラブであるフットサル部(男子)、陸上競技部(女子)、テニス部、バトントワーリング部、バドミントン部、ソフトテニス部、卓球部、チアダンス部の計8クラブの部員を対象に「人間力」と「競技力」の向上を目指し、2021年度より多様なプログラムを実施しています。プログラムを通して、大阪成蹊大学の歴史、建学の精神や行動指針についても理解を深めながら、学園のシンボルかつロールモデルとなる存在を目指します。
【当日のテーマ】
クラブ運営マネジメント ワークショップ
・部の全体目標をどう立てているか
・部員同士のコミュニケーションをより良くするための工夫
・部全体の士気・モチベーションを維持、高める工夫
・その他、運営・マネジメントで工夫していること
▲スポーツイノベーション研究所 奥野所長によるオープニングスピーチ
【各クラブからの発表】
【ワークショップの様子】
【参加した学生のコメント】
「女子陸上部がアプリ『build』を活用して、目標設定、練習の振り返り、監督からのフィードバックを共有している点が参考になった。個人の課題が明確化し、モチベーションの維持・向上につながることが分かった。」
「広報、技術、清掃、審判などの部署を設け、部員全員に役割を与えるクラブもあり、試合に出られないメンバーも含め、一人ひとりがチームの一員としての責任感を持って活動できる仕組みが参考になった。」
「GPA規定や、コンディションに合わせた練習調整など、学業や体調管理に責任を持つよう促す工夫を学ぶことができた。」
「卓球部が導入している有休制度は、練習が多いクラブにとって、怪我の予防やメンタル調整のために意図的に休息を取り、オンとオフの切り替えを明確にすることで、練習の質の向上を図る点で注目した。」
「フットサル部のフィジカル測定や、疲労度を数値で管理して練習内容を調整する工夫は、最高のパフォーマンスを発揮するための科学的な自己管理の重要性を感じた。」