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国際観光学部・経営学部が 吉川元偉 客員教授(元国連大使)による特別リレー講義「ザ・プロフェッショナルズ」を実施

2024.11.05

お知らせ

経営学部,国際観光学部

国際観光学部・経営学部では平賀 富一教授がファシリテーターとなって特別講義授業「ザ・プロフェッショナルズ」を実施しています。
この特別講義は、外務省の大使経験者、SDGS専門家のシンクタンク所長、大手航空会社の役員経験者の客員教授、国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所よりの派遣講師、著名シンクタンクの人口問題・少子化対策の研究者と、国際的な知見や経験の豊かな方々を講師に迎え、日本と世界の外交の状況、国際協力やグローバル展開する航空会社の取組みやSDGs、航空事業や観光業の動向、少子化等の重要課題についての理解を深め視野を広げることを目標としています。

今回(2024/10/18)は、吉川元偉客員教授(前国連大使)による「日本の抱える3つの領土問題」をテーマに実施しました。

日本の領土問題
1.北方領土
2.竹島
3.尖閣諸島

事前学習を踏まえた学生たちから寄せられたレポートをもととした解説や、グループディスカッションや質疑応答などのアクティブラーニング型授業で、学生たちが自ら考え・課題を発見し・意見をまとめ・説明する力を促し、また普段はなかなか聞く機会がないような貴重な経験談を交えた充実した授業となりました。


▲吉川元偉客員教授


▲グループごとに相談する学生

【参加した学生のコメント】
「特に学んだ点は日本の領土問題が単なる歴史的な争いではなく、国際関係や経済、安全保障にも深く結びついているということです。たとえば、北方領土問題や竹島、尖閣諸島に関しては、それぞれの地域の歴史的背景だけでなく、資源や地政学的な重要性が関わっていることを学びました。
特に大切だと感じたのは、領土問題を一方的な視点から見るのではなく、国際法や近隣諸国との外交関係を考慮したバランスの取れた視点が必要だという点です。」

「各グループの議論を通じて、平和的な解決を目指す意見が多く見られたが、その一方で解決がなかなか進まない現状についても話し合われた。平和的解決の重要性が強調される中で、経済力や国際的な協力がどのように影響を与えるのかについて考えさせられた。」

「私のグループでは特に北方領土問題に焦点を当て、日本とロシアの間で進展しない理由や、今後どのような外交手段が有効かについて議論しました。他のグループの発表を聞く中で、竹島問題に対する韓国との関係や、尖閣諸島を巡る中国との緊張についての理解も深まりました。
異なる観点を共有することで、より多角的な理解が得られた点が良かったです。」

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