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データサイエンス学部が企業等連携PBLの成果発表会を実施(7/9)

2024.07.16

お知らせ

データサイエンス学部

7月9日(火)、データサイエンス学部の2年生対象の授業「企業等連携PBL」では、京都府相楽郡精華町様および株式会社公文教育研究会様より講師を招き、同2社から提示された課題に取り組んだ学生による成果発表会を行いました。

本科目は、学外の企業や公的機関が現在抱える課題を取り上げ、グループワークを通して考察、分析、検証を繰り返し、洞察力やデータを活用した課題解決力、プレゼンテーション力を身に着けることを目的としています。
今年度は、ローム株式会社様、サイバネットシステム株式会社様、株式会社公文教育研究会様および京都府相楽郡精華町様にご協力いただいており、学生達は各企業・自治体から提示された4つのテーマに分かれ、グループで課題に取り組んできました。

【参考記事はこちらから】
データサイエンス学部が(株)公文教育研究会、ローム(株)、サイバネットシステム(株)より講師を招きPBL授業を実施(4/16)

公文教育研究会様からは、「KUMONの企業向け事業における学習データの活用のあり方を提案する」という課題と、分析用データを提供いただきました。
学生達は、分析用データをもとに仮説を立て、検証方法を考え、分析・検証し、考察した内容を発表。
総学習時間や学習日数に着目したグループ、勉強が得意な人を抽出して特徴を細やかに分析したグループ、正答率と学習深度に着目したグループなど着眼点も様々であり、企業の方からは、大変興味深い発表であり有意義な知見を得ることができたとの講評をいただきました。


▲株式会社公文教育研究会 ライセンス事業推進部 調査企画チーム 井瀬俊士様

精華町様からは、同町の子育て支援に着目しながら出生数の上昇に向けて方法を提案する、という課題を提示いただきました。
学生達はオープンデータから出生数の傾向を可視化し、出生数に影響を与えている可能性の要因分析を実施。
分析においては、仮説を立てて対象者にインタービュー調査を実施したグループ、転出・転入のバランスに着目したグループ、他の自治体と比較分析したグループなど多様な角度からの調査が行われました。
精華町の方からは、学生の提案に関連する自治体の取組みを紹介いただきながら、一つひとつ丁寧な講評をいただきました。


▲精華町健康福祉環境部 部長 岩前良幸様

最後に学生同士が相互評価し、1週間前に実施したローム株式会社様、サイバネットシステム株式会社様の課題に取り組んだグループの発表を含め、2週間の全発表の中で一番良かったグループを決定。
このグループは、今年10月に実施される「第8回 大阪成蹊カップ プレゼンテーション大会」へ出場します。
中村学長からは、「皆さんどのチームもいい発表でした。発表というのチームワークも大事です。またスライドについても見せ方の工夫などまだまだ改善の余地はあります。成蹊カップにも出場するチームは勿論のこと、今後もより良い発表に向けて、頑張ってください。」というコメントがありました。


▲大阪成蹊大学 中村佳正 学長

大阪成蹊大学データサイエンス学部では、今年度も様々な企業・自治体の方にご協力をいただきながら、社会の課題解決に役立てるデータサイエンスについて学びを深めていきます。

【関連ページ】
■データサイエンス学部特設サイト
■データサイエンス学部 学部紹介ページ
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