OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.12.26
お知らせ
経営学部
11月27日(月)経営学部スポーツマネジメント学科では、経営学部国際観光ビジネス学科の卒業生で、現在バレーボールVリーグDivision1に所属するVC長野トライデンツに勤務する井上 雅由子さん(2022年3月卒業)と、同チームにて選手として活躍している中野 竜選手を招いて特別講義を実施しました。
今回特別講義を実施した「スポーツマネジメント基礎Ⅱ(担当:植田 真司教授、坂中 勇亮講師)」の講義は、スポーツマネジメント学科の1年生を対象に、スポーツマネジメントに関連する基礎的な専門知識を修得するとともに、人間力や考える力を養うことを目的としています。本講義では、人間力を養うために徳育・スポーツマンシップ・人を思いやる心など、自己やチームのマネジメントについて、更には、地域スポーツやスポーツ行政・障害者スポーツ・スポーツボランティア・スポーツ団体や組織などのマネジメントについての基礎を学んでいきます。
今回の講義では、長野県の南箕輪村地域づくり推進課 地域振興係 地域おこし協力隊として勤務しながら、日本のバレーボール界のトップリーグで活動する「選手」と「マネージャー」の仕事について、チームの紹介や地域との繋がりによる運営面を含めてご説明頂きました。
▲2022年3月に経営学部を卒業した井上 雅由子さん(VC長野トライデンツの選手・スタッフ紹介ページはこちら)
▲VC長野トライデンツの選手(ポジション:アウトサイドヒッター)として活躍する中野 竜選手
講義の中では、
■Vリーグの中で働きながら練習や試合をしている唯一のチームであるVC長野トライデンツについての説明
■2人のキャリアについて
■スポーツチームのマネージャー業のリアルについて(井上さん)
■選手と仕事の両立についてとキャリア選択について(中野選手)
お話をいただきました。
▲現チームのマネージャーの職に就くまでの経験と現在のクラブ運営の工夫についてお話いただいた
▲選手と仕事の両立をしようと決意した理由や両立をする上で大変なこと、大切にしていることなど、貴重なお話をいただいた
講義の後半には、質疑応答の時間をいただき、
■学生時代のプロスポーツチームでのインターンシップの経験が活かされていること
■プロ選手としての自覚や責任、自分自身の価値を高めるために意識していること
■チーム運営には地域との連携が不可欠であること
■南箕輪村の地域おこし協力隊としてどのような取り組みをしているかについて
など、リアルな現場でのお話を聞くことができました。
スポーツマネジメント学科では、スポーツビジネス体験や国内外のスポーツチームでの専門インターンシップ、海外スポーツビジネス調査などスポーツ現場の最前線を経験できる機会があります。今回の講義を通して学修したことを、今後の講義や実習でも活かして学びを深めることで、スポーツ産業をはじめ組織が抱える多様な課題の解決に貢献できる人材を育成します。