OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.09.21
お知らせ
大学
大阪成蹊大学では、企業・団体等の幹部・マネージャー層、士業の方々および本学の学生を対象に、SDGsの主要テーマに関して世界と我が国にとって重要な問題についての理解増進を目的として、各分野を代表する専門家を講師として招聘し、全8回にわたる公開講座「未来展望セミナー」を2020年より実施しています。
2023年度の第4回目となる9月15日(金)は、対面形式(大阪市内のオービックホール)とオンライン形式で実施され、多くの受講者が参加しました。
テーマ:現下の国際情勢とエネルギー問題の相関
講師:田中 浩一郎氏 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 教授
【おもな講演内容】
1. 日本のエネルギー事情とその現実
2. 現下の国際情勢分析
3. かき乱されるエネルギー情勢
4. わが国のエネルギー問題の将来
受講者からは以下の感想が寄せられました。
「エネルギーは我々の生活に直結する重要な課題であり、資源の乏しい我が国にとって古くからのテーマであるが、複雑な国際情勢、国内事情により、短期的にも中長期的にも難しい課題を多く抱えていることを再認識出来た。自らが解決に貢献出来る余地は乏しいが、今後も問題意識をもって注視していきたい。 」
「サウジアラビアの構造的なガス田依存の時系列変化から現状の政策動向が説明できるところが大変興味深く、新しい観点に気づいた。また、核融合の莫大なエネルギーを実用レベルに応用するには、もう一段階、技術革新が必要であることは、肌感覚で納得のするところです。」
「日本の今後のエネルギー政策に関しては、理想と現実との乖離をいつも感じるので、より実現可能な計画となる様、社会全体としてエネルギー問題により知識と関心を高めていく必要があると思った。 」
【主催】大阪成蹊大学
【協賛】(株)ニッセイ基礎研究所、りそな総合研究所(株)
【後援】大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会