OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.06.08
お知らせ
経営学部,産官学連携
2023年6月5日(月)経営学部 経営学科 食ビジネスコースでは、日本ハム株式会社 中央研究所 次長の菅原 幸博氏をお招きし、特別授業(食品加工論:担当 髙畑 能久教授)を開講しました。
食ビジネスコースの3年生を対象に「食品の加工技術及び新規事業の創出」という内容で、菅原氏の研究開発と新規事業を立ち上げた経験をもとに講義をしていただきました。
講義の中では、アップサイクル商品にも触れながら、「機能性成分」について専門的な内容を噛み砕いて説明いただき、コラーゲンやエラスチン、イミダゾールジペプチドといった成分の加工や機能性について学びました。中でも運動パフォーマンスの向上に役立つイミダゾールジペプチドは、野球のメジャーリーグやラグビーワールドカップ2019で大活躍した選手たちが愛用していたという話もあり、トップアスリートのパフォーマンスを支えるなど、さまざまな素材が幅広い分野で活かされることを学ぶことができました。
▲生命(いのち)の恵みを大切にしたニッポンハムグループの機能性食品素材について紹介
▲クイズ形式で機能性成分の由来について説明いただき、学生たちも身近に感じることができました
▲「コラーゲンを使った新商品」の4P分析を用いたワークを実施
▲講義後も商品開発について学生が積極的に質問していました
今回の学びは、今後の卒業研究や就職活動に向けて貴重な機会となりました。
大阪成蹊大学 経営学部 経営学科 食ビジネスコースでは、経営学・食物学・情報学の3領域からなる文理融合の学びにより「食」のマネジメント力を養います。食品・飲料メーカー、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアや外食・中食産業、農業法人、商社など、食関連のさまざまな分野でマネジメント力を発揮し、活躍できる人材を育成します。