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公開講座 未来展望セミナー2021「地球の未来を鳥瞰した環境配慮経営の在り方 」を開催(10/29)

2021.11.02

お知らせ

大学

大阪成蹊大学では、企業・団体等の幹部・マネージャー層、士業の方々および本学の学生を対象に、SDGsの主要テーマに関して世界と我が国にとって重要な問題についての理解増進を目的として、各分野を代表する専門家を講師として招聘し、全9回にわたる公開講座「未来展望セミナー2021」を、昨年度に続き実施しています。

2021年度第6回目となる10月29日(金)には、「地球の未来を鳥瞰した環境配慮経営の在り方」という演題で、国際航業株式会社 上級顧問 前川 統一郎氏による講演がオービックホール(大阪市中央区)にて開催されました。

また、当日は会場の様子をオンラインでも配信し、多くの受講者がオンライン(関西地域以外も含む)で参加しました。


▲国際航業株式会社 上級顧問 前川 統一郎氏

おもな講演内容

1.地球環境の実態
・人新世(Anthropocene)
・大加速(社会経済指標の動向/地球環境への影響)
・プラネタリーバンダリー

2.気候変動の影響
・IPCC第6次評価報告書
・気候変動の影響(生態系/農作物/気象災害/社会経済)
・気候非常事態宣言(第203回国会)

3.カーボンニュートラル
・カーボンニュートラルは必要か?
・カーボンニュートラルを宣言した国・自治体・団体
・2050年カーボンニュートラル達成には急速な社会改革が必要

4.企業の意識と課題
・大阪商工会議所 企業意識に関するアンケート調査から
・急速な社会変革に伴う企業へのリスク
・脱炭素に取り組まないリスク

5.環境配慮経営に必要な視点
・人間の活動による生物多様性の危機
・グローバル生物多様性フレームワーク
・世界の潮流を知ること/世界の潮流を自分事化

受講者からは、
「気候変動に対する危機感は近年、身近に感じられるため、企業におけるカーボンニュートラルの取り組み、具体的な展望など極めて興味深い事例を拝聴できた。これからの企業はリスクをチャンスに変え、経営課題に向き合うこととなる。個人の環境問題への意識がこれから一層重要になることを改めて認識することができた。」

「非常にわかりやすいデータを用いた説明と、解釈や質問に対しては目線が研究者というより、一般的な目線でのお話しで腑に落ち、いろいろ考えることができた。」

「『気候危機』という言葉が印象に残りました。その上で、『地球規模で考え、自分事として捉え行動する』事の必要性を痛感させられました。」
などの感想がありました。

公開講座「未来展望セミナー2021」の特設ページはこちら
【主催】大阪成蹊大学
【協賛】(株)ニッセイ基礎研究所、りそな総合研究所(株)
【後援】大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会

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