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公開講座 未来展望セミナー2021「米中貿易戦争とエマージングマーケットのこれから」を開催(9/17)

2021.09.21

お知らせ

大学

大阪成蹊大学では、企業・団体等の幹部・マネージャー層、士業の方々および本学の学生を対象に、SDGsの主要テーマに関して世界と我が国にとって重要な問題についての理解増進を目的として、各分野を代表する専門家を講師として招聘し、全9回にわたる公開講座「未来展望セミナー2021」を、昨年度に続き実施しています。

2021年度第4回目となる9月17日(金)には、「米中貿易戦争とエマージングマーケットのこれから」という演題で、亜細亜大学 アジア研究所 教授 大泉 啓一郎氏による講演がオンラインでおこなわれました。


▲亜細亜大学 アジア研究所 教授 大泉 啓一郎氏

おもな講演内容

1.米中貿易戦争の背景・・・何が問題なのか
・米中対立の変遷・構図
・変わらぬアメリカの貿易赤字構造
・アジアの成長は新興国が牽引
・アメリカの中国貿易制裁

2.新興国市場の台頭・・・メガリージョン化
・グローバルサプライチェーンの影響
・メガ都市・メガリージョンの台頭
・ジニ係数と富裕層
・デジタル・ディビデンド

3.日本企業の対応・・・中国への対応とデジタル化
・日本の立ち位置
・ASEANへのサービス業の進出
・海外にある日本の集積工業地帯
・アブソーバーはアメリカから中国へ
・変わる日本の立ち位置
・要請される3つの作業

受講者からは、
「米中との貿易歴史の実態など勉強になりました。これからの時代は、中国サプライチェーンに入り込む、もしくは引き込むという視点が面白いと感じました。中国に子会社を持つ当社が担える役割を考えたいと思います。」
「米中対立の背景がとても分かりやすく説明していただき学べることの多いセミナーであった。先進国と新興国・途上国の現在と今後や、ASEANと日本の関係や立ち位置など興味深い内容であった。」
「日本の貿易におけるアジアでの立ち位置、これからのデジタル化への考え方など参考になることが、たくさんありました。アナログの良さとデジタルの使い方、選択するスキルが大切だと実感しました。」
などの感想がありました。

公開講座「未来展望セミナー2021」の特設ページはこちら
【主催】大阪成蹊大学
【協賛】(株)ニッセイ基礎研究所、りそな総合研究所(株)
【後援】大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会