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経営学科 食ビジネスコースが「次世代の大阪農業のあり方」をテーマに発表会を実施

2021.07.27

お知らせ

経営学部,産官学連携

経営学部 経営学科 食ビジネスコース1年生の食ビジネス入門の授業では、ヤンマーホールディングス株式会社と連携して「次世代の大阪農業のあり方」というテーマで、PBL(Project-Based Learning:課題解決型学修)に取り組み、2021年7月17日(土)に発表会を実施しました。

食ビジネスコースでは、4年間のカリキュラムに多くのPBLを取り入れ、社会で役立つ実践的な学びをめざしています。今回、学生たちは大阪の農業をもっと元気にするため、特別授業と学外授業で学修したことをベースとし、5班に別れてグループワークを行いユニークな企画を提案しました。
SDGsの目標2「飢餓をゼロに」に関連した持続可能な農業を推進し、継続的な収益を生み出せる仕組みづくりに貢献するアイデアもありました。

前回の特別授業と学外授業の様子はこちら

<チーム名・題名>

1班 チームトマト 「SNSを中心とした情報発信を行う」
2班 チームポテト 「自給自足体験~ヤンマーの里へようこそ~」
3班 チームピーマン 「野菜狩り体験で大阪野菜を知ろう」
4班 Bean sprouts 「農業レストラン~天空まで届け私たちの願い~」
5班 チームキャロット 「レシピカードで一石二鳥」


発表と質疑の様子

学生たちからは、農業の後継者不足に歯止めをかけるため、若者に向けたYouTube開設やレシピカードを活用した農業の求人を行うアイデアをはじめ、廃校を利用した野菜狩りやさまざまな作物の自給自足体験ができるヤンマーの里をつくる取り組みが発表されました。また、農村ではなく都市部で野菜を水耕栽培するとともにレストランやスーパーマーケットを誘致できる農業ビルを建設することで農作物の流通を根本的に変える企画も提案されました。

ヤンマーホールディングス株式会社 食事業推進室 企画管理部部長 杉本大氏から総評として、「新しい企画を考える際には先行事例を十分に調査すること、誰のどのような課題を解決する企画なのかをよく検討することが重要です。今回、学生の視点から身近な課題を捉え、地元(大阪)の農業について真剣に考えた点が素晴らしかった。」などのコメントを頂きました。


ヤンマーホールディングス(株) 杉本大氏からの総評

食ビジネスコースでは、今後とも企業や行政、地域との連携を図ることで、学生たちが学びを深め成果を発表できる機会を大切にしていきます。

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