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《学内レポート》マネジメント学科 食ビジネスコースが「安全な食品を提供するために」をテーマとして特別授業を開催

2018.11.01

お知らせ

経営学部

2018年10月30日(火)、マネジメント学科 食ビジネスコースでは、日本ハム株式会社 中央研究所 所長 博士(農学)村上 博 氏をお招きし、特別授業を開講しました。
食品には、病原性微生物、異物、食物アレルギー物質、悪意による危害物質の投入などさまざまなリスクが考えられ、それらのリスクを減らすためのルールや仕組みがあります。『食品の安全と安心について』をテーマに食品メーカーが取り組んでいるリスクコミュニケーションや企業対応力の重要性などについて講義がありました。


▲特別授業の様子

食ビジネスの現場では、食品は無害ではないことをよく理解し、科学的にリスクを考えて正当に恐れる姿勢が求められます。つまり、安全な食品を提供するためにリスクを分析し、HACCP※など管理するための方法を、食料の一次生産から最終消費に至るまでのフードチェーンに適用しなければならないことを、優しい口調で事例を示しながらご指導を頂きました。

受講した学生からは、
「生の鶏肉は食べないようにしようと思いました」
「気になることがあったら食品メーカーのフリーダイヤルに電話してみます」
などの感想が寄せられました。

今回、企業の第一線で活躍されている講師のお話に、学生たちが真剣なまなざしで聴き入っていたのがとても印象的でした。

※HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは、原材料の受入れから最終製品までの各工程ごとに、微生物による汚染、金属の混入などの危害要因を分析(HA)した上で、危害の防止につながる特に重要な工程(CCP)を継続的に監視・記録する工程管理システムです。

引用:農林水産省ホームページ
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/sanki/haccp/h_about/