OSAKA SEIKEI TOPICS
2018.09.26
お知らせ
経営学部,国際交流・留学
マネジメント学部マネジメント学科 食ビジネスコースでは、2018年9月3日(月)~10日(月)に、海外研修プログラム「フランスにおけるボルディエバター製造と流通を学ぶ」を実施し、2・3年生10名が参加しました。
▲パリのレストランでの食事の様子
今回の研修は、パリと、ボルディエバターの本店があるブルターニュ地方で行いました。ジャン=イヴ・ボルディエ氏による手作り感あふれる風味豊かな発酵バター「ボルディエバター」は、フランスの多くの三ツ星レストランや一流ホテルでテーブルバターとして使用されています。厳選された農場と契約を結び高品質の牛乳を使用し、伝統的な手法のもと熟成に時間をかけ、練る作業、成型、包装まで全て手作業で行われています。ホテルやレストラン、菓子店からの注文をはじめ、ブルターニュ地方にはいくつかの店舗があり、地元を中心にパリでも販売、現在28ヶ国にも輸出されています。
▲ボルディエバター
まず、バター作りについて学ぶため、バター製造農家「Gwénolée Goueset」を訪問しました。Crémière のグエノレ氏はBIO(有機農業)にこだわり、大量生産ではなく手間をかけて安心・安全なバター製造を行っています。
▲バター製造農家「Gwénolée Goueset」
▲農場の牛たち
学生たちはバター作りの体験と試食を行いました。出来たての新鮮なバターの味わいに、学生たちは大変感動し、農家の方にバターの製造過程についての多くの質問を投げかけていました。
▲バター作り体験
その後、サン・マロにあるボルディエバターの本店「La maison du Beurre」を訪問しました。そこで開発営業マネージャーから特別講義を受けました。
▲ボルディエバター本店を訪問
▲バターの製造機器
▲バターの成型工程を見学
ボルディエバターの特徴や流通方法、ボルディエバターの魅力がいかにして世界に伝わり、そのブランドが確立されたのかについての説明を、学生たちは熱心に聞いていました。講義の後には質疑応答も続き、予定時間を超える中身の濃い研修となりました。
その後、ボルディエが経営するビストロ「Bistrot Autour du Beurre」にて食事をし、8種類のバターの食べ比べを行いました。
▲ビストロ「Bistrot Autour du Beurre」にて
有機農業のこだわりや地産地消の取り組みについて、全員が積極的な姿勢で学んだことで、今後に活きる非常に有意義な研修となりました。