《報告》造形芸術学科各コースが「3年生展」を開催

芸術学部では7月～8月にかけて、3年生の授業の一環として「3年生展」を開催しました。各コースが展覧会のテーマを設定し、これまで学んできたスキルと知識を生かした作品制作を行いました。また展覧会の運営、スケジュール管理、広報、設営、展示、来場者へのアンケートの実施など、展覧会全体のマネジメントにもグループで取り組みました。
ここでは3年生展を開催した5コースの実施内容をご紹介します。

【ビジュアルデザインコース】

会期：2018年7月30日（月）～8月3日（木）
会場：ペーパーボイス大阪ギャラリー
展覧会テーマ：「ビジュアルデザイン」
ビジュアルデザインとは、絵や写真・コンピューターグラフィックスなどの視覚的な表現を伝達することを目的としています。身近にある問題や、現代の社会事象から各自が伝えたい事を作品として表現しました。

▲オープニングでは、３年生が作品コンセプト、制作意図を発表

【イラストレーションコース】

会期：2018年7月23日（月）～26日（木）
会場：ペーパーボイス大阪ギャラリー
展覧会タイトル：「ふぁぼ展」
「ふぁぼ」とは、TwitterなどのSNSでつぶやかれた情報に対しての意思表示である「ふぁぼ＝favo(Favorite)」「いいね！」「♥」を意図しています。自分自身の「ふぁぼ」と、来場者の方々に感じていただく「ふぁぼ」、この二つの近いようで遠い主観と客観を意識しながら、思い思いの力作を展示しました。

【アニメーション・キャラクターデザインコース】

会期：2018年7月31日（火）〜8月2日（木）
会場：大阪扇町のメビック扇町
展覧会タイトル：「邂逅」
3Dモデリングによるキャラクターデザインや、ゲームデザイン、インタラクティブ作品、アニメーション作品、イラスト作品、ラジオドラマ作品など多岐に渡る作品を出展し、幅広い来場者の方々に楽しんで頂きました。

【インテリア・プロダクトデザインコース】

会期：2018年7月22日（日）、8月5日（日）、8月19日（日）
会場：芸術学部棟（東館）1Fエントランス
展覧会テーマ：
プロダクト系→「水」家具作品を造形ファクトリーの機材を活用して実作し、パネルには3DCADで作成したCGによる表現が含まれています。
インテリア系→住宅デザイン「もう一度庭付き一戸建て」、公共施設デザイン「ウェルネス(健康)アーキテクチャー」のいずれかを選び、モデルとプレゼンテーションパネルを制作

▲プロダクト系学生による実作家具

▲インテリア系学生による建築モデルとパネル

【美術・表現教育コース】

会期：2018年7月31日（火）～8月4日（土）
会場：ホルベインギャラリー
作品展示：美術コース→洋画・日本画・立体・染色作品、表現教育コース→共同制作による作品

また10月に本学で開催する「大阪成蹊芸術祭」では、各コースの3年生展で展示された作品が一堂に会します。
有志学生による各専門のスキルを生かした作品を販売する「ART&DESIGN SHOP」や、絵本作家の谷口智則客員教授による特別講演も同時開催されます。ぜひこの機会にご高覧ください。

【「大阪成蹊芸術祭」開催詳細】

会期：2018年10月6日（土）～7日（日）12：00～18：00（入場無料）
※大阪成蹊大学・短期大学 大学祭と同時開催
会場：大阪成蹊大学 芸術学部南館1F、ギャラリー〈spaceB〉

同時開催特別講演：谷口智則（芸術学部客員教授）「絵本作家の仕事-好きなことを仕事に-」
10月6日（土）15：00～17：00　南館181教室（入場無料）