OSAKA SEIKEI TOPICS
2018.08.21
お知らせ
経営学部,産官学連携
マネジメント学部マネジメント学科経営コースでは「キャリアデザイン2」の授業において、2回生49名が「学生目線での会社案内の作成」に取り組みました。
今回、ものづくりビジネスセンター大阪の大阪府商工労働部中小企業支援室の協力のもと、会員企業の中から既存の会社案内を改善したいと考える中小企業10社にご協力いただき、新しい会社案内の企画を提示する機会を得ました。学生は4~6月の3回に渡る学外授業で、情報収集、会社案内の企画作成、企画案の提示、内容検証に挑戦しました。
4月:
ものづくりビジネスセンター大阪にて、大阪のものづくりの歴史や企業の課題、ものづくりビジネスセンター大阪が実施する中小企業間・産学間の連携ビジネスマッチング支援についての講義を受講しました。また会社案内を作成する企業の展示ブースを見学し、製品や企業の沿革について学びました。
5月:
班に分かれて各担当企業を訪問し、既存の会社案内の問題点から検討した項目に基づいたインタビュー調査を社長や社員の方々に実施するとともに、社内を見学し情報収集を行いました。
6月:
インタビュー調査の結果をもとに会社案内の企画案を作成し、再度企業を訪問して直接社長や社員の方々に企画を提案、企業側から修正点の要望やコメントをいただきました。
7月:
企業に修正した案を提示し、承認を得ることができました。
▲企画書の一例
学生たちは今回の経験を通して、企業の中身について深く知るとともに、PDCAサイクル(Plan:計画→Do:実行→Check:評価→Act:改善)に沿った課題解決能力を育みました。
また企業の方々に自ら企画を提案し直接やり取りを行うことで、社会人基礎力の形成にも大いに役立ちました。
【授業を終えた学生のコメント】
・「企業に関する知識を深められたと同時に、受け手の目線に立って考える力や、プレゼンテーション能力などが身につき、就職活動はもちろん社会人になるに向けて非常に役に立つ経験ができた」
・「企業の社長と直接話をさせてもらえたのは大変貴重な経験だった」
・「大阪のものづくりについて初めて学び、地域の特色が興味深かった」
・「グループ全員で主体的に動き、1つのものを完成させたことでチームワークの大切さを学ぶことができた」
【ご協力いただいた企業】
亜木津工業株式会社、株式会社会社井上模型製作所、株式会社エイトテック、大阪石材工業株式会社、株式会社オーシン、近畿工業株式会社、近畿刃物工業株式会社、三郷金属工業株式会社、ナミテイ株式会社、株式会社山田製作所