OSAKA SEIKEI TOPICS
2017.09.11
お知らせ
大学,国際交流・留学
大阪成蹊大学では、スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(SFT)に加盟し、発展途上国のサッカー普及活動などを行なっております。今回は、2017年8月7日(月)から、マネジメント学部 スポーツマネージメント学科 松山准教授が、ブータン5都市でサッカークリニックを行ないました。松山教授は、2010年からブータン代表監督に赴任した際のサッカー協会との関係で訪問しました。
SFTとは、2014年から東京オリンピック・パラリンピック競技大会を開催する2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国以上・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業で、世界のよりよい未来をめざし、スポーツの価値を伝え、オリンピック・パラリンピック・ムーブメントをあらゆる世代の人々に広げていく取組みです。
第1回目は、8月9日(水)、プナカにあるウゲンアカデミーでサッカークリニックを行いました。首都ティンプーから、車で約3時間のところにあります。ウゲンアカデミーは、スポーツに力を入れている有名なスポーツ学校であり、代表選手も数多く輩出しています。
第2回目は、8月10日(木)、ワンデュポダンにあるバジョウハイスクールでサッカークリニックを行いました。プナカからわずか20分で到着する予定なのに、道路が冠水し2時間の道のりでした。サッカークリニックでは、初めてボールを蹴る子供たちもいました。
第3回目は、8月12日(土)、プンツォンリンにあるサッカー協会保有のグラウンドでサッカークリニックを行いました。プンツォリンは、首都ティンプーから車で約5時間かかります。また、インドとの国境近くにあり、標高1000メートル以下の亜熱帯地方です。クリニックでは、雨が降る中、約50名を超える多数の選手が参加し、パスやドリブルを中心に2時間トレーニングを行うことができました。
第4回目は、8月15日(火)、ハにある小学校のグラウンドでサッカークリニックを行いました。ハは、首都ティンプーから車で約3時間かかります。また、中国との国境近く軍事的にデリケートな場所で、標高3000メートル以上ありました。クリニックでは、小さい町にもかかわらず、男女合わせて約40名を超える選手が参加してくれました。
第5回目は、8月18日(金)、ティンプーにあるペルキルスクールでサッカークリニックを行いました。ペルキルスクールは、校長夫妻の妻が日本人の片山さんでもあり、赴任当時から友好的にさせていただいていました。今回、小学低学年から高学年までのクラスを4回に分けて指導しました。
大阪成蹊大学では、スポーツ・フォー・トゥモロー・コンソーシアム(SFT)メンバーとして、スポーツを通じた国際貢献事業を進めています。
<スポーツ・フォー・トゥモローのホームページ>
http://www.sport4tomorrow.jp/jp/
▼現地での指導の様子