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「3大学データサイエンスシンポジウム2024」を開催(8/5)

2024.08.08

お知らせ

データサイエンス学部,大学

2024年8月5日(月)、大阪成蹊大学 駅前キャンパス こみちホールにおいて、大阪成蹊大学・滋賀大学・兵庫県立大学の3大学の共催による「3大学データサイエンスシンポジウム2024」を開催しました。

当日は、高校生、教育関係者、企業や自治体の方を中心に、約120名の方にご参加いただきました。

【開催日時】
2024年8月5日(月)13:30-17:00
【開催場所】
大阪成蹊大学 駅前キャンパス こみちホール

【当日のプログラム】
13:30~ はじめに:大阪成蹊大学 中村 佳正 学長
13:35~ データサイエンス系学部の紹介:
 滋賀大学 データサイエンス学部 市川 治 学部長
 兵庫県立大学 社会情報科学部  藤江 哲也 学部長
 大阪成蹊大学 データサイエンス学部 吉川 正俊 学部長
14:00~ 3大学学生による発表:
 大阪成蹊大学 データサイエンス学部 2年 吉岡 大宙
 大阪成蹊大学 データサイエンス学部 2年 大南 弘樹
 兵庫県立大学 社会情報科学部 4年 後藤 快斗
 滋賀大学大学院 データサイエンス研究科 博士前期課程2年 戸簾 隼人

15:00~ 若手教員による研究発表:
 滋賀大学 データサイエンス学部 奥村 太一 准教授
 兵庫県立大学 社会情報科学部 照山 順一 准教授
 大阪成蹊大学 データサイエンス学部 新庄 雅斗 講師
16:00~ パネルディスカッション
 「高校情報教育の現在地」
 滋賀県立彦根東高等学校 馬場 義之信 教諭
 雲雀丘学園中学校・高等学校 林 宏樹 教諭
 大阪府立摂津高等学校 長瀨 勇輝 教諭
 コーディネーター:兵庫県立大学 社会情報科学部 笹嶋 宗彦 教授
16:57~ おわりに:滋賀大学 データサイエンス学部 椎名 洋 教授

 

開催にあたり、大阪成蹊大学 中村学長より開催の挨拶がありました。


▲大阪成蹊大学 中村 佳正 学長

次に3大学の学部長が、各大学・学部の概要やカリキュラムの特徴、卒業生の進路、社会人教育等の取組み、そして今後の展望について紹介しました。本学からは、データサイエンス学部 吉川 正俊 学部長が登壇しました。


▲滋賀大学データサイエンス学部 市川 治 学部長

▲兵庫県立大学社会情報科学部 藤江 哲也 学部長

▲大阪成蹊大学データサイエンス学部 吉川 正俊 学部長

続いて、3大学の代表学生より、自身の研究内容を発表。本学データサイエンス学部2年生の吉岡 大宙さん、大南 弘樹さんの発表に対して、兵庫県立大学  社会情報科学部 笹嶋 宗彦 教授からは、「2年生とは思えないほど堂々とした発表でした。ただデータ分析をするだけでなく、相手(顧客)がいると想定して価値を見出していくという姿勢が素晴らしかったです」とコメントをいただきました。


▲大阪成蹊大学 データサイエンス学部 2年 吉岡 大宙さん「3次元空間の取得」

▲大阪成蹊大学 データサイエンス学部 2年 大南 弘樹さん「機械学習を用いたダイヤフラム設計の分析」

▲兵庫県立大学 社会情報科学部 4年 後藤 快斗さん「小児健診データ分析に基づく播磨町保健政策の提案」

▲滋賀大学大学院 データサイエンス研究科 博士前期課程2年 戸簾 隼人さん「戸惑いから挑戦へ:データサイエンスで見える新たな世界」

続いて、若手教員による研究発表として、3大学の教員より研究発表がありました。本学からは、新庄 雅斗講師が、「京丹後市海水浴場における水深データの可視化と類似度評価」の演題で発表。この研究は京丹後市からの依頼で、海水浴場離れによる利用者減少の課題を解決するために、海水浴場ごと特徴量を抽出、可視化と類似度評価するもので、その解決策をデータ活用により提案する事例紹介がありました。


▲滋賀大学 データサイエンス学部 奥村 太一 准教授「教育データサイエンスへの招待」

▲兵庫県立大学 社会情報科学部 照山 順一 准教授「ソーティングアルゴリズムをとことん考える」

▲大阪成蹊大学 データサイエンス学部 新庄 雅斗 講師「京丹後市海水浴場における水深データの可視化と類似度評価」

パネルディスカッションでは「高校情報教育の現在地」について討論。
3名のパネリストによるそれぞれの高等学校での情報教育の取り組みや課題についてのプレゼンテーションの後、フリーディスカッションを実施。会場からも質問が寄せられ、情報教育の重要性の意識の共有やデータの取り扱いのリテラシーの教育についてなど、活発な議論が交わされました。


▲左から順に、兵庫県立大学 笹嶋 宗彦 教授、雲雀丘学園中学校・高等学校 林 宏樹 教諭、大阪府立摂津高等学校 長瀨 勇輝 教諭、滋賀県立彦根東高等学校 馬場 義之信 教諭

▲参加者からの質問が寄せられました

最後に、閉会に際して、滋賀大学 データサイエンス学部 椎名 洋 教授よりシンポジウムのまとめとしてのご挨拶をいただきました。

本シンポジウムにご参加された皆様からは、
「データサイエンスの可能性やその大切さがよく分かる、幅広い内容の発表が聞けてよかったです。保護者としての参加でしたが、とても興味深かったです。」
「昨年度よりも具体的な内容がいっそう盛り込まれ、また高校関係者にとっては学校運営における情報科の充実およびデータサイエンスの本格的な取り入れの必要性を感じさせる機会でした。」
「私が学んだ時には情報という教科がなく、今の教育現場でどのような情報教育が行われているのか、とても興味があり参加しました。想像以上でした。この分野がうまく浸透すれば社会の変革、教育変革が進むと思いました。とても、興味深いシンポジウムを開催していただきありがとうございました。

といった感想が寄せられました。

大阪成蹊大学データサイエンス学部では、大阪のデータサイエンス研究・教育拠点として、今後も国内外に研究成果を発信するとともに、AI・データサイエンスの未来を牽引する人材の輩出に向けて、質の高い教育活動に取り組んでまいります。

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