データサイエンス学部 杉山教授の研究が、ResearchPort社の調査による自然言語処理分野での「主著最高引用件数 日本人ランキング」において、5位にランキング

ResearchPort社が公開した「Google Scholar 引用数ランキング2023年版（NLP* 領域）」（*NLP: Natural Language Processing, 自然言語処理） [1] の「主著最高引用件数 日本人ランキング」（[1] の表3）において、データサイエンス学部 杉山一成 教授が主著の研究 [2] が、1,086件の引用件数で5位にランキングされました。

本ランキングは、ResearchPort社によって集計されたもので、2023年9月29日時点で、Google Scholar のプロファイル欄の研究分野に "Natural Language Processing" と記述している日本人研究者198人を対象としています。

ランキングの対象となった杉山教授の研究は、各ユーザのWebページ閲覧履歴を長期的なものと短期的なものに分けて構築したユーザプロファイルに基づいて、検索エンジンの出力する検索結果を再ランキングするもので、より自分の興味・関心に合った検索結果を得ることができるようになります [2]。

また、本研究は、杉山教授 [3] が奈良先端科学技術大学院大学 博士後期課程在学中、データサイエンス学部長 吉川 正俊 教授 [4] の指導のもと行なった研究でもあります。

大阪成蹊大学データサイエンス学部では、大阪のデータサイエンス研究・教育拠点として、今後も国内外に研究成果を発信してまいります。

[1] ResearchPort 社：「Google Scholar 引用数ランキング2023年版（NLP領域）」

     https://research-p.com/column/1402

   （2023年11月14日最終更新）

[2] Kazunari Sugiyama, Kenji Hatano, and Masatoshi Yoshikawa: 

     "Adaptive Web Search Based on User Profile Constructed without Any Effort from Users,"  

     The 13th International World Wide Web Conference (WWW2004), pages 675-684, 2004.  

     https://dl.acm.org/doi/10.1145/988672.988764

[3] Google Scholar: “Kazunari Sugiyama”

     https://scholar.google.com/citations?user=BYXCheYAAAAJ

[4] Google Scholar: “Masatoshi Yoshikawa” 

     https://scholar.google.com/citations?user=yMFHG7wAAAAJ