OSAKA SEIKEI TOPICS

公開講座 未来展望セミナー2023(第三回)を開催(7/21)

2023.07.31

お知らせ

大学

大阪成蹊大学では、企業・団体等の幹部・マネージャー層、士業の方々および本学の学生を対象に、SDGsの主要テーマに関して世界と我が国にとって重要な問題についての理解増進を目的として、各分野を代表する専門家を講師として招聘し、全8回にわたる公開講座「未来展望セミナー」を2020年より実施しています。

2023年度の第3回目となる7月21日(金)は、大阪成蹊大学 駅前キャンパス こみちホールで初めての開催となり、対面形式とオンライン形式で実施され、多くの受講者が参加しました。

テーマ:先祖返りした国際情勢―ロシア・ウクライナ関係と日本の対応―
講師:青山学院大学・新潟県立大学 名誉教授 袴田 茂樹氏

【おもな講演内容】
1.リトアニアでのNATO首脳会議(7月11日~13日)について
2.ロシアにおける民間軍事会社(プリゴジンのワグネル)事件(6月24日)について
3.ロシア・ウクライナ戦争の背景について
4.プーチンの帝国主義への道と欧・米・日の対応の誤りについて
5.ロシア・ウクライナ関係の将来「第2のプーチン」について

受講者からは以下の感想が寄せられました。

「ロシアのウクライナ侵攻の経緯についてニュースを見てるだけでは知りえない部分まで聞くことができ、大変有意義な時間を過ごしました」
「知識の乏しいテーマだったため、初めて知ることもあるなど、様々な学びを得られました。得られた知識により、ニュースの見方が変わると思います。貴重なご講演ありがとうございました」
「ロシア・ウクライナ情勢について日々のニュースを見ている限りでは、なかなか理解に苦しむ様な事も多かったですが、講義で一つ一つの歴史や要素を分かり易く教えて頂いたことで、今後は少しかも分かりませんが理解をしながら見ることが出来るかと思います。同時にあまりにも多くの要素が複雑に絡んでいる事から、早急な紛争解決は望めないという認識も深くなり、暗い気持ちにもなりました。それでも、結局一番苦しむのは紛争の原因とは何の関わりの無い当事国の一般の方々だと思いますので、一日も早い戦争終結を改めて望みます」
「今問題になっているロシア・ウクライナ関係の背景が良く理解できました。普段ロシアをテーマに講演を聞くことがありませんので大変勉強になりました」
「ロシアへの認識が深まりました。国民性の成熟に封建社会体制の経験がどのように貢献するのか、課題意識を持ってみたいと思いました」
「ある事象について理解しようとする際、断片的にではなく時系列を追っていくことが必要だと改めて感じました。今回のウクライナ紛争が起こる要因について、さらに重層的に調べてみたいと思いました。ロシア(プーチン)が「自決権」という一見すると民主的価値を戦略的に活用しているという点も興味深かったです」

セミナー特設ページはこちら

【主催】大阪成蹊大学
【協賛】(株)ニッセイ基礎研究所、りそな総合研究所(株)
【後援】大阪府、大阪市、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会

この記事をシェア

  • Xにシェア
  • LINEにシェア
  • リンクをコピーリンクをコピーしました