大阪成蹊大学看護学部では、超高齢化社会における多様な医療ニーズに対応するための「地域包括ケアシステム」と「多職種連携」を深く理解するために、地域を探索して歩き、人々の生活の営みと健康課題を発見することをめざす「地域健康探索プログラム」を開講しています。
4月に始まった「地域健康探索論Ⅰ」の授業では、看護の対象となる人々のさまざまな暮らしについて学び、各世代の健康意識や関連する環境や資源、健康に影響する要因について、講義やグループワークを繰り返し考察を深めてきました。
第7回の授業(最終回)ではこれまでの内容を踏まえ、グループに分かれて「事例を使って地域の健康を探索する」グループワークを行いました。
▲発表の様子
授業の後半は、課題「F市の全体像」、「人々の健康状態と生活実態の全体像」の2つに対し、1グループ5分程度で発表。
発表は教員の期待を上回る内容の連続で、入学して数か月が経過した学生達の大きな成長が感じられました。
後期には、地域健康探索論Ⅱ、地域健康探索論演習へとステップアップし、学びの内容も難しくなりますが、教員もサポートしながら学修に取り組んでまいります。
大阪成蹊大学看護学部では、確かな知識・技術に加え、患者や家族からの信頼を得られる高い人間力と、多様な医療ニーズに応える課題解決力を備えた看護師・保健師を育成します。