OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.01.19
お知らせ
国際観光学部
2022年12月5日(月)~9日(金)までの5日間、国際観光学部の西釜義勝ゼミで本学の学生食堂ラ・サンティエと共同で「学食でワールドツアー」を開催しました。
この企画は、学修成果を可視化してイノベーションマネジメントやグローバルビジネスでの学びを生かすこと、さらには教職員と学生の交流の場としての学生食堂を一層活性化させる目的で行われ、担当した国際観光ビジネス学科3年生の北村さん、山本さん、遠藤さんは「海外旅行が困難な今だからこそ、学生食堂を通じて世界旅行をイメージしてもらおう」をコンセプトに、授業で学んだイノベーティブな観点から「食と文化で世界を考える」をテーマとして5つのメニューを考案しました。
今回考案したメニューは、以下の5点。
1.台湾「滷肉飯(ルーローハン)」
米が主食である台湾の代表的な「かけご飯」である台湾風肉味噌ご飯。古くから現地の人々に親しまれており、多くの食堂で提供されている定番料理です。
2.タイ「ガパオライス」
タイのソウルフードであるガパオライス(ข้าวผัดกะเพรา)。今回はタイの中部と南部の主食である「米」を使用。副食として多様な食材に調味料や香辛料を加えたおかずが基本の料理です。
3.アメリカ「ハンバーガー」
アメリカの代名詞ともいえる料理。ふわっとしたバンズにレタスやトマト、タマネギ、月見エッグ、肉を挟み、ポテトを添えました。
4.韓国「サムギョプサル」
韓国版の焼肉。サムギョプサルはハングルで「삼겹쌀」と書き、豚ばらの三枚肉を焼いて食べる料理のことで、サムは数字の”3”、ギョプは“層”、サルは“肉”を意味します。白米と焼肉の相性を考えて丼ものにしました。
5.ベトナム「フォー」
鶏ガラスープに米で作った麺を加えた料理。フォーは中国に隣接するベトナム北部にある街・首都ハノイが発祥の地とされ、中国料理の影響を強く受けています。塩・醤油がベースのさっぱりした味付けで日本でも親しまれています。
連日にわたりメニューは完売し、盛況のうちに終了することができました。
▲「学食でワールドツアー」で考案したメニュー一覧
▲「学食でワールドツアー」の趣旨説明
▲「学食でワールドツアー」の開催時の様子
企画を担当した3名の学生からは以下のような感想がありました。
北村さん「一つの食事メニューの中にもさまざまな要素が含まれており、工夫されていることを感じました。また、グループ内の調整を図りながら遂行することの難しさを実感しました」
山本さん「広告作成の際に、何度も何度も作り直して添削したのちに学園内で報知されたのを見たときは感慨深かったです 」
遠藤さん「開催前は成功するか不安でしたが、連日盛況でとても安心しました。多くの方々が食べに来てくれたことを嬉しく感じました」
学生食堂の利用者からは「興味深いコンセプトであり、学びを生かす場として意義深い。もっと長期間で実施してほしい」などの声が寄せられました。
本学では、日々の学修活動の成果を実感できるように学生の意欲的な活動を全面的にサポートしています。