OSAKA SEIKEI TOPICS
2022.10.04
お知らせ
クラブ活動,研究所
スポーツイノベーション研究所では、強化クラブの部員を対象に昨年度より「大阪成蹊 アスリートプログラム」を開講しています。
同プログラムでは、強化クラブの部員に対して、人間力や高い自己管理能力の獲得と競技力向上の両輪の達成を目的として、さまざまなプログラムを実施しています。
今回は、奥野史子 スポーツイノベーション研究所所長(特別招聘教授)、女子陸上競技部 金丸祐三監督による特別プログラムが9月28日に開催されました。事前に部員による質問を受け付け目標設定、チームマネジメント、生活習慣、競技心理・モチベーション管理、キャリアデザインなど学生が普段感じている様々な観点をカバーしながら講義、対談が行われました。
オープニング:今回の講義の目的について(菅 文彦 スポーツイノベーション研究所 副所長)
左:奥野研究所所長、右:金丸監督(自身のアスリート人生の振り返り)
対談では学生時代の喜怒哀楽エピソードも飛び出しました
参加した学生のコメント:
「ただがむしゃらに練習をするのではなく練習の1週間の目標やその日意識したいポイントを目標にして、ひとつひとつクリアしていきもっと活躍出来る選手になりたいと思った。」
「特に印象に残っているのは、リーダーとリーダーシップについてのお話です。リーダーに全てを任せて委ねるのではなく、グループごとにリーダーシップを発揮して、個人個人が本音で話し合うことが大切だということがわかりました。」
「思い込みの力は大きいのでネガティブな言葉を言ったり、考えたりするのではなくそれをポジティブなものに変えていきたい。試合の時も不安に思いすぎず自信をもって緊張を楽しむぐらいの気持ちで最高のパフォーマンスができるようにしたい。」
トップクラスの選手経験による体験談、アドバイスには説得力があり、競技への打ち込み方、競技生活引退後のキャリアビジョンなど、学生は真剣に耳を傾けていました。