経営学部 経営学科 食ビジネスコースの2年生が、「専門演習1」の授業で日本ハムグループと連携し「健康志向のオリジナル弁当を企画開発・販売しよう!」をテーマとしてPBL(Project-Based Learning:課題解決型学修)に挑戦しました。
2022年7月9日(土)、佐竹食品株式会社のスーパーマーケット「Foods Market Satake」久宝寺駅前店と岸辺駅前店にご協力頂き、実際にオリジナル弁当を販売する売場実習を行いました。
当日店頭には、学生たちが考えた4種類のオリジナル弁当とPOP(Point of purchase advertising:購買時点広告)が陳列されました。
総菜売場での接客や店内アナウンス、来店したお客様へのチラシ配布などの体験を通して、学生の想いがこもったオリジナル弁当をたくさんのお客様にお買い上げ頂くことができました。
▲売場実習の様子
▲学生の想いがこもったオリジナル弁当とPOP
日本ハムグループの中日本フード株式会社 経営戦略室 室長 増田俊介氏のご指導のもと、学生たちは1ヶ月半を費やし、以下の4種類のオリジナル弁当を企画・開発しました。
1班:「暑さを駆逐せよ‼進撃の塩こんぶ炒め」
2班:「元気モリモリ志望‼ごましそ香るガパオ風」
3班:「食べ盛りの君たちへ 酢鶏★パラダイス」
4班:「マヨポンささみ弁当 サーサー食べてミ‼」
売場実習を振り返り学生からは、
「売場実習を通じて、自分たちで考え、試作して作ったオリジナル弁当が本当にスーパーで売られてお客様に買われていく姿をたくさん見ることができました。商品一つ一つが様々な人と関わりあって作られていることを目の前で感じることができてとても感動しました。」
「自分たちが考えたものが商品になって実際に販売されることは滅多に経験できないことだと思い、企画から販売に至るまでに先生方はもちろん、スーパーの皆様にも沢山協力してもらい実現できたことだと実感しました。」
「今回1番心に残ったのは、笑顔のお客様を見られたということです。『頑張ってるんやねぇ、なら一つもらおかな』、『頑張ってね!』『お弁当買ったよ』など笑顔で話しかけてくれたお客様を見て何度か涙が出そうになりました。スーパーで働くのもやりがいがあって楽しそうだなと思いました。」
などのコメントがあり、実際に商品の企画・開発から販売促進までを体験することで、将来のキャリアを考える貴重な経験になりました。